ここにきて二刀流での活躍がさらに印象付けられている。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、現地時間16日のシアトル・マリナーズ戦で先発登板を果たし5勝目をあげた。またバッティングでも2本のヒットを放ち11試合連続安打を記録している。
チームの連敗を3で止めることとなったこの日、投手としては6回を3安打無失点、打者でも第2打席で大谷シフトを打ち破るライト前へのシングルヒットを含む今季18度目のマルチ安打も達成、打率も2割6分台に乗せ、個人のパフォーマンスは明らかに上向いてきている。
前日のロサンゼルス・ドジャース戦では9回にノーヒットノーランを阻止する3塁打を放つなど、連日のように大きな注目を浴びる大谷に対し、米メディアからも賛辞が鳴りやまない。
米野球サイト『Halo Hangout』ではマリナーズとの初戦を終えての成績や、ここ最近のプレーを振り返り「ショウヘイ・オオタニがライバルを相手に繰り広げたCriminal(犯罪)のような活躍」と銘打たれた記事を配信している。
同メディアはマリナーズ戦の投球内容について「シアトルでは6回を無失点に抑え、今季5勝目を手にした。四球は2つだけ、被安打はわずか3。その過程で6人の打者を空振り三振に仕留めた」と報じており、また打撃に関して「オオタニは現在、打率.263/出塁率.337/長打率.486(OPS.823)のスラッシュラインまで上がり、OPS+135、本塁打13本塁打、42打点を記録している」と、今季のスタッツを掲載している。
加えて「2.6fWARは球界全体で2位、さらに2.84 SIERAも特別だ」として選手の能力を表すさまざまな指標を用いながら、「今季の『ショウタイム』は誰も打てない」と、ピッチングのクオリティの高さも強調した。
その上で「彼は、エリートレベルでの投球と打撃を同時に行うという、魅力的な活躍を続けている。他の偉大な選手には失礼だが、オオタニほどこのリーグに価値を与えてくれる選手はいない」と評し、「オオタニは一人で試合に勝つことができ、木曜日にそれをまた証明した」と、今季11度目の二刀流でのパフォーマンスを称えている。
先発登板翌日の現地時間17日のゲームでは出場はなく、今シーズン3度目の完全休養となった大谷。チームは1対8で敗れており、背番号17のプレーがチームの勝敗に大きな影響を及ぼしているのは明らか。今後も大谷の存在が、さらに人々の視線を集めていくことは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】またも投打で魅了! マリナーズ相手にマルチヒット&6回無失点6奪三振!
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ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、現地時間16日のシアトル・マリナーズ戦で先発登板を果たし5勝目をあげた。またバッティングでも2本のヒットを放ち11試合連続安打を記録している。
チームの連敗を3で止めることとなったこの日、投手としては6回を3安打無失点、打者でも第2打席で大谷シフトを打ち破るライト前へのシングルヒットを含む今季18度目のマルチ安打も達成、打率も2割6分台に乗せ、個人のパフォーマンスは明らかに上向いてきている。
前日のロサンゼルス・ドジャース戦では9回にノーヒットノーランを阻止する3塁打を放つなど、連日のように大きな注目を浴びる大谷に対し、米メディアからも賛辞が鳴りやまない。
米野球サイト『Halo Hangout』ではマリナーズとの初戦を終えての成績や、ここ最近のプレーを振り返り「ショウヘイ・オオタニがライバルを相手に繰り広げたCriminal(犯罪)のような活躍」と銘打たれた記事を配信している。
同メディアはマリナーズ戦の投球内容について「シアトルでは6回を無失点に抑え、今季5勝目を手にした。四球は2つだけ、被安打はわずか3。その過程で6人の打者を空振り三振に仕留めた」と報じており、また打撃に関して「オオタニは現在、打率.263/出塁率.337/長打率.486(OPS.823)のスラッシュラインまで上がり、OPS+135、本塁打13本塁打、42打点を記録している」と、今季のスタッツを掲載している。
加えて「2.6fWARは球界全体で2位、さらに2.84 SIERAも特別だ」として選手の能力を表すさまざまな指標を用いながら、「今季の『ショウタイム』は誰も打てない」と、ピッチングのクオリティの高さも強調した。
その上で「彼は、エリートレベルでの投球と打撃を同時に行うという、魅力的な活躍を続けている。他の偉大な選手には失礼だが、オオタニほどこのリーグに価値を与えてくれる選手はいない」と評し、「オオタニは一人で試合に勝つことができ、木曜日にそれをまた証明した」と、今季11度目の二刀流でのパフォーマンスを称えている。
先発登板翌日の現地時間17日のゲームでは出場はなく、今シーズン3度目の完全休養となった大谷。チームは1対8で敗れており、背番号17のプレーがチームの勝敗に大きな影響を及ぼしているのは明らか。今後も大谷の存在が、さらに人々の視線を集めていくことは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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