プロ野球

「“村神様”が今日も神宮球場に降臨」燕・村上宗隆が4年連続20号達成!猛打賞の活躍でチームを8連勝に導く

THE DIGEST編集部

2022.06.19

2打席連続アーチを決めた村上。セ・リーグ最速で20号に到達した。写真:THE DIGEST写真部

"父の日弾"を豪快に決めた。

 6月19日、ヤクルトの村上宗隆は、神宮球場で行なわれた広島戦に「4番・サード」で先発出場。第2打席に20号ソロ、第3打席に2打席連発となる21号ソロを放つなど、3打数3安打2打点をマーク。チームは8対3で広島を破り、8連勝で首位をキープした。

【動画】セ・リーグ最速の20号到達!村上宗隆が放った逆転アーチをチェック

 2対2の同点で迎えた3回2死の場面だった。相手先発の久里亜蓮がカウント1-1から投じた3球目、高め132キロの速球を完璧に捉えると打球はぐんぐん伸びて左中間スタンドへ。勝ち越しのソロホームランを放ち、4年連続となる20号に到達した。

 セ・リーグ最速となる20号。試合を生配信したDAZNの公式ツイッターも「#村神様 が今日も神宮球場に降臨。#村上宗隆 の20号ソロでヤクルトが勝ち越し」と綴り、その様子を伝えている。

 さらに、2点リードで迎えた5回2死の場面、村上は初球のスライダーをフルスイング。今度は右翼スタンド上段へ叩き込む21号ソロホームランを放ち、貴重な追加点を挙げる。2打席連続の本塁打を記録し、チームを勢いづけた。
 
 試合後のインタビューで村上は、ファンに向けてこうメッセージを送った。

「点差が何点あろうと何点離されていようと諦めることはないですし、チーム一人ひとりが勝ちに向かって、勝ちに貪欲に戦っています。ファンの皆さんも同じ気持ちだと思いますが、まだまだ長いシーズン続きますし、たくさん応援してください」

  ここ6戦5発と絶好調の若き主砲が、燕をさらなる上昇気流へと導いていく。

構成●THE DIGEST編集部

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