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米メディアがエンジェルスの快足ベスト10を発表! 昨季ア・リーグ盗塁数5位の大谷翔平は何位?

THE DIGEST編集部

2022.06.21

足でも定評のある大谷だが、スプリントスピードはチーム内で8番目だという。(C) Getty Images

足でも定評のある大谷だが、スプリントスピードはチーム内で8番目だという。(C) Getty Images

 現地時間6月20日に本拠地で行なわれたカンザスシティー・ロイヤルズ戦に、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、「3番・DH」として先発出場。第1打席の四球の後、3回の第2打席で、16打席ぶりのヒットを放った。その後の打席でも四球を選び、結局2打数1安打で3出塁と好成績で終えた。しかしながら、エンジェルスは2−6で破れ、連勝は3でストップした。

 18日の敵地でのシアトル・マリナーズ戦から3試合連続安打なしと調子を落としていた大谷だけに、内野安打でのヒットとはいえファンもひと安心といったところだろうか。

 そんな中、米メディア『kilgore news herald』のスタッカー記者は、メジャーリーグで導入されているデータ解析ツール「スタットキャスト」を用いて、エンジェルスの選手のスプリントスピードを計測し、エンジェルス最速ランナーベスト10をリストアップした。
 
 このデータは2022年5月末までの平均スプリントスピードが最も高い選手でランキングし、同点はホームからファーストまでの平均時間を用いて割っている。

 その結果、スプリントスピードが一番早かったのは外野手のジョー・アデルで 29.7フィート(約9.5メートル)/秒で、今季メジャーリーグ出塁者中、平均スプリントスピード第10位となっている。アデルは9日の本拠地のレッドソックス戦で痛恨の走塁ミスを犯し、先発していた大谷の足を引っ張ったと非難されたのが記憶に新しい。

 2位以下は主砲マイク・トラウト、タイラー・ウェイド、ブランドン・マーシュ、アンドリュー・ベラスケス、テイラー・ウォードとおなじみの名前が続く。そして、8位にランクされたのが大谷翔平である。27.9 フィート(約8.5メートル)/秒で、今季メジャーリーグ出塁者中、平均スプリントスピード第126位となっている。

 大谷の足の速さはメジャーでも定評があり、昨季の盗塁数は26で、アメリカン・リーグ5位を誇っているだけに、チーム内での8位は意外に感じるが、出塁数の多さに加え、積極的に盗塁を仕掛けていく回数が盗塁数の多さに繋がっているのだろう。

 ロイヤルズとの初戦は敗れたが、ヒットも出てここから勢いを増していきたい大谷。22日の同戦では登板が予定されている。6勝目、そして14号本塁打に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平が一塁へ全力疾走! スプリントでもぎ取った4試合ぶりのヒット!

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