ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平がまた新たな歴史を刻んだ。
現地時間6月22日、本拠地で行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・DH兼投手」で先発出場した大谷は、8回(108球)、2安打無失点、キャリア最多の13奪三振をマーク。チームを勝利に導くとともに自身の6勝目を挙げた。その前日には同カードで2本の3ランホームランを含む4打数3安打8打点と大活躍。2日間に渡り、メディアやファンが舌を巻くパフォーマンスを見せた。
背番号17が見せつけた連日の偉業に対しては、「ベーブ・ルースでさえ、オオタニがこの二晩で達成したことを成し遂げなかった」「オオタニはメジャー史上最も偉大な選手だ」など、国内外のメディアから賛辞が相次いだ。
そんななか、米スポーツ専門メディア『The Sporting News』のケビン・スカイバー記者は「ヤンキースのアーロン・ジャッジはまだMVP受賞の有力候補で、彼はその検討に値する。しかし、ショウヘイ・オオタニも背後でペースを上げている」と大谷のMVP獲得を示唆した。
では、大谷のアメリカン・リーグMVPの可能性は、本当に残されているのか。
まずは、満票でMVPを獲得した昨季の成績を見てみよう。打者として155試合に出場し、打率.257、出塁率.372、長打率.592、46本塁打、100打点、103得点、26盗塁、OPS.965。投げても130回1/3で自己最多の9勝(2敗)、防御率3.18、156奪三振という見事なスタッツをマークし、二刀流で球界を席巻した。
一方で現時点の今季成績は打率.260、OPS.822と昨季には及ばないものの、防御率は2.90と昨季を上回っており、この2日間で一気にMVPの方向に向かったのは確かだと言えるのではないだろう。
大谷のMVP獲得は昨年ほど簡単ではないとも言える。「エンジェルスの苦闘は続いているが、オオタニは野球で最も興味をそそるアスリートであり続けている」と記した同記者が「ア・リーグMVP最有力候補」として名を挙げたアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の23日時点での打撃成績は打率.304、22本塁打、54打点、OPS.1037と図抜けている。
さらにヒューストン・アストロズのヨルダン・アルバレスも打率.317、27本塁打、53打点、OPS.1071、大谷の同僚でもあるマイク・トラウトは打率.284、21本塁打、43打点、OPS.1025で、MVPの圏内にいると言っていい。昨季と同様、あるいはそれ以上にライバルは多いのだ。
現地時間6月22日、本拠地で行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・DH兼投手」で先発出場した大谷は、8回(108球)、2安打無失点、キャリア最多の13奪三振をマーク。チームを勝利に導くとともに自身の6勝目を挙げた。その前日には同カードで2本の3ランホームランを含む4打数3安打8打点と大活躍。2日間に渡り、メディアやファンが舌を巻くパフォーマンスを見せた。
背番号17が見せつけた連日の偉業に対しては、「ベーブ・ルースでさえ、オオタニがこの二晩で達成したことを成し遂げなかった」「オオタニはメジャー史上最も偉大な選手だ」など、国内外のメディアから賛辞が相次いだ。
そんななか、米スポーツ専門メディア『The Sporting News』のケビン・スカイバー記者は「ヤンキースのアーロン・ジャッジはまだMVP受賞の有力候補で、彼はその検討に値する。しかし、ショウヘイ・オオタニも背後でペースを上げている」と大谷のMVP獲得を示唆した。
では、大谷のアメリカン・リーグMVPの可能性は、本当に残されているのか。
まずは、満票でMVPを獲得した昨季の成績を見てみよう。打者として155試合に出場し、打率.257、出塁率.372、長打率.592、46本塁打、100打点、103得点、26盗塁、OPS.965。投げても130回1/3で自己最多の9勝(2敗)、防御率3.18、156奪三振という見事なスタッツをマークし、二刀流で球界を席巻した。
一方で現時点の今季成績は打率.260、OPS.822と昨季には及ばないものの、防御率は2.90と昨季を上回っており、この2日間で一気にMVPの方向に向かったのは確かだと言えるのではないだろう。
大谷のMVP獲得は昨年ほど簡単ではないとも言える。「エンジェルスの苦闘は続いているが、オオタニは野球で最も興味をそそるアスリートであり続けている」と記した同記者が「ア・リーグMVP最有力候補」として名を挙げたアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)の23日時点での打撃成績は打率.304、22本塁打、54打点、OPS.1037と図抜けている。
さらにヒューストン・アストロズのヨルダン・アルバレスも打率.317、27本塁打、53打点、OPS.1071、大谷の同僚でもあるマイク・トラウトは打率.284、21本塁打、43打点、OPS.1025で、MVPの圏内にいると言っていい。昨季と同様、あるいはそれ以上にライバルは多いのだ。
関連記事
- 元完全試合達成左腕は大谷翔平のMVPを確信! 連夜の“オオタニ劇場”に「ジャッジは去年のゲレーロと同じ」と断言
- 「ジャッジたちは忘れなさい」大谷翔平の2年連続MVPに現地メディアは太鼓判!「オオタニが毎年獲得するから別の賞を作らないと」と“同情”も
- 「これがストライクだと思いますか?」大谷翔平に次々と襲い掛かる“不可解ジャッジ”に米メディアが憤慨!「ショーヘイはノーと言う」
- 「オオタニは超人だ」“神様”ルースも成しえなかった大記録も作った大谷翔平に米識者から賛辞続々!「地球上で最高」
- 「この時代の最高の存在!」2発8打点の大谷翔平に昨季HR王ペレスが最敬礼!「オオタニがやることは信じられない」