現地時間6月26日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。2回に死球を巡り、両軍が入り乱れる大乱闘が起こった。
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事の発端は、前日に行なわれた同カード。エンジェルスの主砲であるマイク・トラウトの頭部付近に、相手投手エリック・スワンソンが危険なボールを投じている。トラウトがボールをうまく避けたため直撃は免れたが、その後マウンド上のスワンソンを睨み付け、申告敬遠に。球場内は不穏な空気が漂っていた。
そして、この試合の1回だった。エンジェルスの先発右腕アンドリュー・ウォンツが、2番打者フリオ・ロドリゲスの頭上をかすめるボールを投げたため、報復行為とみなされ、審判から警告試合を宣告される。続く2回、4番打者ジェシー・ウィンカーへ投じた初球が臀部付近を直撃。ウィンカーが怒り狂うと、両軍選手もヒートアップ。全員がフィールドに飛び出し、両チームが激しく揉み合った。
穏やかな性格で知られる大谷もこの大乱闘に参加。事態を収束させようと必死になったサムライは、相手コーチを後ろから抱きかかえ、輪の中から引き離そうとしている。このシーンは、国内外で話題を集めており、米インディアナ州地元局『WXIN』のレポーターを務めるアレクサ・ロス氏は、実際の映像を共有した上で、「もし誰かがショウヘイ・オオタニを傷つけたら絶対に許さない」と興奮気味に呟いている。
また、大谷の怪我を心配した水原通訳も、体を張って"二刀流スター"を守りきった。無事に試合を終えた大谷は、この日は2打数無安打2四球で、打率.259となった。チームは2対1で勝利し、ア・リーグ西地区3位に再浮上している。
構成●THE DIGEST編集部
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そして、この試合の1回だった。エンジェルスの先発右腕アンドリュー・ウォンツが、2番打者フリオ・ロドリゲスの頭上をかすめるボールを投げたため、報復行為とみなされ、審判から警告試合を宣告される。続く2回、4番打者ジェシー・ウィンカーへ投じた初球が臀部付近を直撃。ウィンカーが怒り狂うと、両軍選手もヒートアップ。全員がフィールドに飛び出し、両チームが激しく揉み合った。
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