MLB機構が7月2日(現地時間)に発表したア・リーグの月間最優秀選手に、打率.418、9本塁打、28打点をマークしたヒューストン・アストロズのヨーダン・アルバレスが選出された。6月のMVP候補ナンバーワンと前評判の高かったロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は選ばれなかった。
【動画】「月まで飛ばした」と絶賛の特大弾! 大谷翔平が放った18号アーチをチェック 6月に打率.298をマークし、6本塁打を放ち、1試合8打点という印象的な活躍も見せた大谷は、トロント・ブルージェイズのアレハンドロ・カーク、ニューヨークヤンキースのアーロン・ジャッジらと並んで得票を得たものの、MVP受賞には及ばなかった。
また大谷の打撃面での成績はアルバレスと比べるとやや劣るものの、日本人選手としては初となる1試合8打点の自己ベストを更新した翌日のマウンドで、投手として13個の三振を奪い、キャリアハイを記録した。6月の投手成績は4勝1敗、防御率1.52で、現在無失点記録をキャリア最長の21イニング2/3まで継続している。
自身初の月間4勝は、アストロズのジャスティン・バーランダーやブルージェイズのロス・ストリップリングらに並ぶ最多タイであり、防御率1・52は、4勝した先発6投手の中で最も低くなっている。MLBで重要視されるWHIP(1イニングあたりの許走者数)は0・98と、6投手中で2番目に優れていた。
大谷は最優秀投手賞部門でも得票を得たが、こちらはシカゴ・ホワイトソックスのディラン・シーズが選出された。シーズは大谷と同じ月間5登板で2勝1敗ながら防御率0.33、45奪三振。5登板連続0自責点の好成績が評価された。大谷以外ではタンパベイ・レイズのシェーン・マクラナハン、アストロズのジャスティン・バーランダー、ボストン・レッドソックスのニック・ピベッタらに票が入った。
そんななか、大谷ファンで有名な米メディア『FOX Sports』のベン・バーランダー氏は「オオタニはすでに伝説となっているが、私の中では、6月の1か月間で野球界最高の選手だった」と述べ、改めて大谷が示したパフォーマンスを絶賛している。
6月のMVPの受賞はなかったものの、1試合8打点と13奪三振の両方を記録した選手は、大谷以外史上いないのである。そして、大谷はそれを連夜、やってのけたのだ。バーランダー氏もそのことを高く評価している。
果たして7月はどんな偉業を達成するのか。大谷の動向からますます目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】大谷翔平の未来はどこへ。“小さくないリスク”を冒すのは「ビジョンが全くない」と糾弾されるエンジェルスか、新球団か
【関連記事】60本ペースで打ちまくるジャッジのMVP獲得論に待った! 米メディアが「断言するのは早すぎる」と大谷翔平に太鼓判
【関連記事】大谷翔平のMVP獲得に米記者が独自見解。「多くの人が“落ち目だ”と考えるような年」でも“可能性”が消えない理由
【動画】「月まで飛ばした」と絶賛の特大弾! 大谷翔平が放った18号アーチをチェック 6月に打率.298をマークし、6本塁打を放ち、1試合8打点という印象的な活躍も見せた大谷は、トロント・ブルージェイズのアレハンドロ・カーク、ニューヨークヤンキースのアーロン・ジャッジらと並んで得票を得たものの、MVP受賞には及ばなかった。
また大谷の打撃面での成績はアルバレスと比べるとやや劣るものの、日本人選手としては初となる1試合8打点の自己ベストを更新した翌日のマウンドで、投手として13個の三振を奪い、キャリアハイを記録した。6月の投手成績は4勝1敗、防御率1.52で、現在無失点記録をキャリア最長の21イニング2/3まで継続している。
自身初の月間4勝は、アストロズのジャスティン・バーランダーやブルージェイズのロス・ストリップリングらに並ぶ最多タイであり、防御率1・52は、4勝した先発6投手の中で最も低くなっている。MLBで重要視されるWHIP(1イニングあたりの許走者数)は0・98と、6投手中で2番目に優れていた。
大谷は最優秀投手賞部門でも得票を得たが、こちらはシカゴ・ホワイトソックスのディラン・シーズが選出された。シーズは大谷と同じ月間5登板で2勝1敗ながら防御率0.33、45奪三振。5登板連続0自責点の好成績が評価された。大谷以外ではタンパベイ・レイズのシェーン・マクラナハン、アストロズのジャスティン・バーランダー、ボストン・レッドソックスのニック・ピベッタらに票が入った。
そんななか、大谷ファンで有名な米メディア『FOX Sports』のベン・バーランダー氏は「オオタニはすでに伝説となっているが、私の中では、6月の1か月間で野球界最高の選手だった」と述べ、改めて大谷が示したパフォーマンスを絶賛している。
6月のMVPの受賞はなかったものの、1試合8打点と13奪三振の両方を記録した選手は、大谷以外史上いないのである。そして、大谷はそれを連夜、やってのけたのだ。バーランダー氏もそのことを高く評価している。
果たして7月はどんな偉業を達成するのか。大谷の動向からますます目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】大谷翔平の未来はどこへ。“小さくないリスク”を冒すのは「ビジョンが全くない」と糾弾されるエンジェルスか、新球団か
【関連記事】60本ペースで打ちまくるジャッジのMVP獲得論に待った! 米メディアが「断言するのは早すぎる」と大谷翔平に太鼓判
【関連記事】大谷翔平のMVP獲得に米記者が独自見解。「多くの人が“落ち目だ”と考えるような年」でも“可能性”が消えない理由
関連記事
- 「これがストライクだと思いますか?」大谷翔平に次々と襲い掛かる“不可解ジャッジ”に米メディアが憤慨!「ショーヘイはノーと言う」
- 「これ以上にない驚きだ!」大谷翔平が自己最多13K!前日2HR8打点の“二刀流”ぶりに現地メディアは驚愕「非常識だ」
- 「“打者+投手”であれば間違いなくトップだ」MLB公式の打者ランキングにTOP10に大谷翔平も選出!1位は球宴進出を争う強打者
- 「言葉がない!」「遥かに楽しい方法だ」鈴木誠也の大激走ランニングHRに米記者も興奮! 39日ぶり復帰戦で魅せた躍動に感無量
- 「何が起こったの?」鈴木誠也が復帰戦で魅せた“インパクト大”のランニング弾に米女性記者も熱狂!「最高に楽しいショーだ」