現地時間７月４日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、敵地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に「４番・右翼」でスタメン出場。６号２ランを含む５打数２安打３打点と活躍し、８対３とチームの勝利に貢献した。

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　２対２と同点に追いついた５回の第３打席だった。１死２塁の好機で、相手先発右腕ジェイソン・アレクザンダーと対峙した鈴木は、内角に食い込む初球のシンカーを一閃。打球はぐんぐん伸びて、左翼ポール際に吸い込まれる。２試合連続となる勝ち越しの６号２ランホームランを放った。

　前日の同カードではランニング本塁打を記録した鈴木。地元メディアの『Bleacher Nation』は、「行ったぁ！今日のセイヤ・スズキはフィールドを全力疾走しなくて良いと判断した」と銘打った記事を掲載し、打球速度101マイル（162.5キロ）、飛距離355フィート（108.2メートル）のサムライの完璧なホームランを称賛している。

　さらに、同メディアは、「負傷者リスト（IL）から復帰したばかりの２試合で、スズキは２本のホームラン放ち、２戦連続で勝ち越しを決めた。この男が戻ってきたのは本当に嬉しい」と歓喜の声を上げている。
  　海を渡ってからも、チームのムードメーカーとして常に明るく振る舞い、地元ファンにも愛される鈴木。そんな27歳のサムライからますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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