現地時間７月７日、敵地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「３番・DH」で出場した大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）は、３打数無安打と快音は響かず、チームは１対４で黒星を喫した。

“二刀流”として前日のマイアミ・マーリンズ戦では「10奪三振、２打点、盗塁」とメジャーリーグ史上初の記録を打ち立てた28歳。そんな勢いづくサムライには、この日も世界各国のメディアも注目していた。

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　第１打席には四球で出塁。エンジェルスは満塁のチャンスを創り出すも打線は繋がらず、得点には結び付けなかった。第２打席は遊ゴロ、第３打席は左飛に仕留められた大谷は、８回の第４打席は見送ればボールとなる低めのスライダーに手を出してしまい、空振り三振に倒れた。
  　６日の躍動する姿と打って変わった背番号17に嘆くメディアも多い。そのひとつ韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、「二刀流に疲れたのか…。オオタニの打棒が沈黙。エンジェルスは長打力のあるオリオールズに敗れた」と銘打った記事を掲載した。

　前日の手柄を「７回、被安打２、３四球、10奪三振、1失点。打っては２打点１得点でチームの４連敗を止めた」と評した同紙だが、「ショウヘイ・オオタニは前日の素晴らしい勢いを活かせなかった」「先日の疲れだろうか、この日はバットが鈍っているようだった。彼は1四球を選び、４試合連続で出塁するもヒットは出なかった」とノーヒットの結果を不安視している。

　昨シーズンに続き、今季も歴史的快挙を次々と成し遂げる大谷。２年連続MVPを狙う彼には、世界中のメディアが熱い眼差しを向けているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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