侍ジャパン

大谷翔平と鈴木誠也が上位に! 気になる4番は? 海外メディアがWBCの侍ジャパンのスタメンを予想「夢のよう」

THE DIGEST編集部

2022.07.10

大谷(左)と鈴木(右)。このメジャーでも高く評価されるふたりのスラッガーがラインナップに並べば、日本の戦力は大幅にグレードアップする。(C)Getty Images

 現地時間7月7日、WBC大会本部は昨年3月に開催予定となっていた「ワールド・ベースボール・クラシック」を来年3月に開催すると発表。さらに日程、会場、そして組分けも公表した。

 第2回大会以来の優勝を目指す侍ジャパンは、1次ラウンドから東京ドームを舞台に、韓国、オーストラリア、中国、予選通過国と対戦。アメリカで行なわれる準決勝・決勝では第3回優勝のドミニカ共和国、第4回優勝のアメリカと対戦する可能性があり、栗山英樹監督の手腕が問われるところだ。

 そうしたなかで史上最多(2回)の優勝を誇る日本のメンバー選考には早くも海外メディアから熱視線が向けられている。キューバの野球専門メディア『Con Las Bases Llenas LLC』のアルバース・ピーニャ記者は「3度目の優勝を目指す日本のメンバーはまさに夢のようだ。それだけの実力者が集ったラインナップを組める」とし、次のスタメンを予想した。

1番:柳田悠岐(センター)
2番:大谷翔平(指名打者)
3番:鈴木誠也(ライト)
4番:村上宗隆(サード)
5番:山川穂高(ファースト)
6番:吉田正尚(レフト)
7番:牧秀悟(セカンド)
8番:森友哉(キャッチャー)
9番:坂本勇人(ショート)
 
 あくまで栗山監督の意向ではなく、国際的な知名度と実績が優先された顔ぶれではある。実際、第4回大会がそうであったように、MLBが開幕に向けて動き出すなかで、大谷や鈴木といったメジャーリーガーを招集できるかは定かではない。

 しかし、この豪華なラインナップについて、ピーニャ記者は「本人たちが参加を決意すれば、オオタニとスズキは日本の顔だ。彼らがチームをリードする」と強調。そのうえで「日本で一番のパワーヒッターで、おそらくNPBでも最高クラスのスラッガーであるムラカミは活躍する」と4番に据えた村上にも期待を寄せた。

 はたして、世界一奪還が期待される来春のWBCで栗山ジャパンの陣容ないかなるものとなるのか。"ベスト"な選手が集えば、世界屈指となるだけに選考の行方は興味深いものとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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