7月12日、大谷翔平の昨年までのメジャー4年間の足跡を綴った著書『SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男』が日米同時発売された。著者は2013年から地元紙『Orange County Register』で執筆するジェフ・フレッチャー。かつてはアスレティックスやジャイアンツの番記者も務め、殿堂入り投票権も持つ記者歴25年のベテランだ。
アメリカ人記者では他の誰よりも近くで大谷を見続けてきた彼がインタビューに応じ、執筆の経緯や大谷の魅力、エンジェルスでの将来などについて語ってくれた。
――まずはこの本を書いた経緯から教えてください。
「最初は、大谷がルーキーだった2018年に出版社から誘われて書き始めたんだ。ただ、大谷がその後、故障してしまったのでプロジェクトが保留になってしまった。そのまま21年になって、大谷が大活躍するとまた声がかかった。その時は別の出版社と話を進めていたんだけど、昨シーズン終了直後に今の出版社と契約して執筆を再開したんだ」
――本作はあなたにとって最初の著書ですね?
「ようやく自分の本を書くことができて、すごく満足している。ただ、執筆作業自体はそれほど難しくなかった。だって、大谷についてはそれまでも毎日のように書いてきていたからね。本の構成要素についてもすべて分かっていたし、後はそれをどうまとめるかだけだった。少しリサーチが必要な部分もあったけど、それほど時間はかからなかった」
――抜粋版を読みましたが、入団のいきさつについての下りは非常に興味深い内容でした。マリナーズ有利と思われた状況のなか、いわば逆転でエンジェルスが獲得に成功したのは、やはりビリー・エプラーGM(当時)の存在が大きかったのでしょうか。
「私もそう思う。ビリーはとても説得力のある人物で、アナハイムが素晴らしい場所であると大谷を説得できたのだろう。おそらく、ビリーの存在こそが、大谷がエンジェルスを選んだ最大の理由だと思う」
アメリカ人記者では他の誰よりも近くで大谷を見続けてきた彼がインタビューに応じ、執筆の経緯や大谷の魅力、エンジェルスでの将来などについて語ってくれた。
――まずはこの本を書いた経緯から教えてください。
「最初は、大谷がルーキーだった2018年に出版社から誘われて書き始めたんだ。ただ、大谷がその後、故障してしまったのでプロジェクトが保留になってしまった。そのまま21年になって、大谷が大活躍するとまた声がかかった。その時は別の出版社と話を進めていたんだけど、昨シーズン終了直後に今の出版社と契約して執筆を再開したんだ」
――本作はあなたにとって最初の著書ですね?
「ようやく自分の本を書くことができて、すごく満足している。ただ、執筆作業自体はそれほど難しくなかった。だって、大谷についてはそれまでも毎日のように書いてきていたからね。本の構成要素についてもすべて分かっていたし、後はそれをどうまとめるかだけだった。少しリサーチが必要な部分もあったけど、それほど時間はかからなかった」
――抜粋版を読みましたが、入団のいきさつについての下りは非常に興味深い内容でした。マリナーズ有利と思われた状況のなか、いわば逆転でエンジェルスが獲得に成功したのは、やはりビリー・エプラーGM(当時)の存在が大きかったのでしょうか。
「私もそう思う。ビリーはとても説得力のある人物で、アナハイムが素晴らしい場所であると大谷を説得できたのだろう。おそらく、ビリーの存在こそが、大谷がエンジェルスを選んだ最大の理由だと思う」
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