ロサンゼルス・エンジェルスの期待のホープが見せた“拙守”が物議を醸している。
現地時間7月13日に行なわれたヒューストン・アストロズ戦で、3対0とエンジェルスがリードして迎えた4回表の守りだった。二塁に足の速いカイル・タッカーを置いた局面で、先発の大谷翔平が5番のユリ・グリエルにライトに鮮やかな流し打ちでヒットを許す。
打球速度はそこまで速くなく、タッカーといえど、外野手の返球次第ではホームで際どいタッチプレーになりえるものだった。しかし、やや深めにライトを守っていたジョー・アデルは打球へチャージすることなく平然と処理。あっさりと1点を許したのだ。
もっとも、アデルは守備の名手というタイプの選手ではない。前監督のジョー・マッドンも平凡な外野フライの処理を誤った際に「恥ずかしいプレーだ」と糾弾したほどだ。ゆえに先述の守備は、本人からすれば、イチかバチかのプレーにかけたのではなく、“丁寧”に処理をしに行ったのかもしれない。
だが、右のプルヒッターであるグリエルに対する守備位置を含め、自身の課題を露呈してしまった感は否めない。そんな28歳には、現地記者も苦言を呈す。全米記者協会にも登録されているジャーナリストのライアン・ローレンス氏は、「アデルはチャージすれば、ホームプレーにできたのをなぜ避けたんだ?」と指摘した。
何気ないプレーではあったが、アメリカン・リーグ西地区で首位を独走する強敵アストロズを前に一瞬の気の緩みにも見えなくもない。こういった批判を受けるプレーが、アデルがマッドン政権下からメジャーで安定して起用されない理由なのかもしれない。
なお、その後に大谷は2者連続三振でイニングを終わらせたのだが、これをアデルはどう受け止めただろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】大谷翔平はリスクを背負う価値アリ。元GMが“条件付きトレード”を思案! 若手有望株を売っても確約したいものとは?
【関連記事】エンジェルスGMがトレード期限までに「決断をしなければならない」と明言!打撃強化を図るチームは大谷翔平をトレードに出す!?
【関連記事】「オオタニは先発に値しない」大谷翔平の“大逆転”オールスター先発選出に賛否両論「アルバレスよりスターだった」
現地時間7月13日に行なわれたヒューストン・アストロズ戦で、3対0とエンジェルスがリードして迎えた4回表の守りだった。二塁に足の速いカイル・タッカーを置いた局面で、先発の大谷翔平が5番のユリ・グリエルにライトに鮮やかな流し打ちでヒットを許す。
打球速度はそこまで速くなく、タッカーといえど、外野手の返球次第ではホームで際どいタッチプレーになりえるものだった。しかし、やや深めにライトを守っていたジョー・アデルは打球へチャージすることなく平然と処理。あっさりと1点を許したのだ。
もっとも、アデルは守備の名手というタイプの選手ではない。前監督のジョー・マッドンも平凡な外野フライの処理を誤った際に「恥ずかしいプレーだ」と糾弾したほどだ。ゆえに先述の守備は、本人からすれば、イチかバチかのプレーにかけたのではなく、“丁寧”に処理をしに行ったのかもしれない。
だが、右のプルヒッターであるグリエルに対する守備位置を含め、自身の課題を露呈してしまった感は否めない。そんな28歳には、現地記者も苦言を呈す。全米記者協会にも登録されているジャーナリストのライアン・ローレンス氏は、「アデルはチャージすれば、ホームプレーにできたのをなぜ避けたんだ?」と指摘した。
何気ないプレーではあったが、アメリカン・リーグ西地区で首位を独走する強敵アストロズを前に一瞬の気の緩みにも見えなくもない。こういった批判を受けるプレーが、アデルがマッドン政権下からメジャーで安定して起用されない理由なのかもしれない。
なお、その後に大谷は2者連続三振でイニングを終わらせたのだが、これをアデルはどう受け止めただろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】大谷翔平はリスクを背負う価値アリ。元GMが“条件付きトレード”を思案! 若手有望株を売っても確約したいものとは?
【関連記事】エンジェルスGMがトレード期限までに「決断をしなければならない」と明言!打撃強化を図るチームは大谷翔平をトレードに出す!?
【関連記事】「オオタニは先発に値しない」大谷翔平の“大逆転”オールスター先発選出に賛否両論「アルバレスよりスターだった」