今日もまたチームを救い、スタジアムを熱狂させるパフォーマンスだった。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月13日、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「1番・投手&DH」で先発すると、投げては6回1失点12奪三振、打っても2点適時打となる三塁打をを記録してチームに勝利をもたらしてみせた。
【動画】自らのバットで「投手・大谷」を援護!大谷翔平の痛烈な一打をチェック
球団ワーストの14連敗を止めた6月9日のボストン・レッドソックス戦以降、大谷の登板前日は毎回チームが敗れており、プレッシャーのかかるマウンドが続いている。しかし、球界最高の天才プレーヤーはそうした重圧を一切感じさせることなく、この日を含めて6戦6勝。4回に1点を失って無失点イニングは32.0回でストップしたものの、6試合スパンで防御率0.23という信じられない数字を残している。
そして、この活躍を「見事だった」と大絶賛していたのが、他でもない“やられた”アストロズの番記者を務めているチャンドラー・ローム氏だった。同氏は試合後のレポートにて、本来ならアストロズ目線で筆を進めるところを、相手の大スターである大谷を中心にまとめるほど、感銘を受けたようだった。
アストロズのダスティ・ベイカー監督が語った「オオタニはオールスターではない、メガスターだ」、三塁手のアレックス・ブレグマンが「やれだけのことはやったけど、脱帽だよ」といったコメントを交えながらこの日の試合についてまとめ、「二刀流でアストロズを支配した」「ほぼ一人の力でヒューストンを圧倒した」とまで書いている。
改めて言うが、ローム氏からすれば敵である相手に対して、である。そして彼は、こうも記している。
「球界で最も素晴らしいプレーヤーが観客を魅了した時、希望が本拠地に舞い込んでくる。仮にそれがほんの一瞬もことであっても、イライラさせるエンジェルスのことを忘れさせてくれる」
「投打二刀流を完遂しているショウヘイ・オオタニの能力や苦労について誰も理解できない。改めて、彼の偉業には圧倒させられる」
自身のファンはもちろん、相手チームの監督、選手、番記者まで虜にしてしまう大谷翔平。彼が織り成す伝説を、同じ時間に享受できる喜びは代えがたいものなのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月13日、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「1番・投手&DH」で先発すると、投げては6回1失点12奪三振、打っても2点適時打となる三塁打をを記録してチームに勝利をもたらしてみせた。
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球団ワーストの14連敗を止めた6月9日のボストン・レッドソックス戦以降、大谷の登板前日は毎回チームが敗れており、プレッシャーのかかるマウンドが続いている。しかし、球界最高の天才プレーヤーはそうした重圧を一切感じさせることなく、この日を含めて6戦6勝。4回に1点を失って無失点イニングは32.0回でストップしたものの、6試合スパンで防御率0.23という信じられない数字を残している。
そして、この活躍を「見事だった」と大絶賛していたのが、他でもない“やられた”アストロズの番記者を務めているチャンドラー・ローム氏だった。同氏は試合後のレポートにて、本来ならアストロズ目線で筆を進めるところを、相手の大スターである大谷を中心にまとめるほど、感銘を受けたようだった。
アストロズのダスティ・ベイカー監督が語った「オオタニはオールスターではない、メガスターだ」、三塁手のアレックス・ブレグマンが「やれだけのことはやったけど、脱帽だよ」といったコメントを交えながらこの日の試合についてまとめ、「二刀流でアストロズを支配した」「ほぼ一人の力でヒューストンを圧倒した」とまで書いている。
改めて言うが、ローム氏からすれば敵である相手に対して、である。そして彼は、こうも記している。
「球界で最も素晴らしいプレーヤーが観客を魅了した時、希望が本拠地に舞い込んでくる。仮にそれがほんの一瞬もことであっても、イライラさせるエンジェルスのことを忘れさせてくれる」
「投打二刀流を完遂しているショウヘイ・オオタニの能力や苦労について誰も理解できない。改めて、彼の偉業には圧倒させられる」
自身のファンはもちろん、相手チームの監督、選手、番記者まで虜にしてしまう大谷翔平。彼が織り成す伝説を、同じ時間に享受できる喜びは代えがたいものなのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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