米球界のスターが集う夢の祭典において、今年もその一挙手一投足が話題となった。現地時間7月19日にオールスターゲームに臨んだ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。
この日、「1番・DH」でアメリカン・リーグのスタメンに入った大谷は2打席だけプレー。初回の第1打席では、過去8打数ノーヒットと抑え込まれていたクレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)からセンター前ヒットを記録。戦前に「思い切って初球からフルスイングしたい」と宣言していた通り、初球に外角へ投じられた90.9マイル(約146.2キロの)の4シームを詰まりながらも自慢のパワーで外野に運んだ。
直後にカーショウの牽制球によってアウトとなったシーンも含め、グラウンド内でファンを大いに盛り上げた大谷。そんな二刀流戦士にはチームを指揮した名将も脱帽する。試合前の会見においてヒューストン・アストロズのダスティー・ベイカー監督は「ショウヘイは本当に素晴らしい。称賛に値するね」と褒めちぎった。その模様をテキサス州地元局『KRIV』のスポーツディレクター、マーク・バーマン氏が紹介した。
MLB通算2046勝を誇る名将は、かねてから「彼はメガスターだ」と称えるほどの熱心な大谷マニアとしても知られる。そんな73歳の指揮官は、日頃から礼儀正しい振る舞いを見せる28歳のサムライの“ある所作”をクローズアップしつつ、こう称えた。
「ショウヘイは毎回のように初打席の時に私にお辞儀をして挨拶してくれるんだ。そのああとに本塁打を打つんだけどね……(笑)。私は彼がこっちにお辞儀をするたびに『なぁ挨拶をやめてくれ、挨拶を返さないといけないだろ』って思うんだけど、彼は紳士だし、そういう姿勢は嫌いじゃない。とにかく私は紳士的なライバルに感謝している」
グラウンド内外に落ちているゴミを何気なく拾う所作など、いかなる時も周囲への敬意を常に怠らない大谷。そういった豊かな人間性も、彼が「偉才」として尊敬される理由のひとつと言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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この日、「1番・DH」でアメリカン・リーグのスタメンに入った大谷は2打席だけプレー。初回の第1打席では、過去8打数ノーヒットと抑え込まれていたクレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)からセンター前ヒットを記録。戦前に「思い切って初球からフルスイングしたい」と宣言していた通り、初球に外角へ投じられた90.9マイル(約146.2キロの)の4シームを詰まりながらも自慢のパワーで外野に運んだ。
直後にカーショウの牽制球によってアウトとなったシーンも含め、グラウンド内でファンを大いに盛り上げた大谷。そんな二刀流戦士にはチームを指揮した名将も脱帽する。試合前の会見においてヒューストン・アストロズのダスティー・ベイカー監督は「ショウヘイは本当に素晴らしい。称賛に値するね」と褒めちぎった。その模様をテキサス州地元局『KRIV』のスポーツディレクター、マーク・バーマン氏が紹介した。
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「ショウヘイは毎回のように初打席の時に私にお辞儀をして挨拶してくれるんだ。そのああとに本塁打を打つんだけどね……(笑)。私は彼がこっちにお辞儀をするたびに『なぁ挨拶をやめてくれ、挨拶を返さないといけないだろ』って思うんだけど、彼は紳士だし、そういう姿勢は嫌いじゃない。とにかく私は紳士的なライバルに感謝している」
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構成●THE DIGEST編集部
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