今季も安定したパフォーマンスを見せ続けている二刀流戦士には、ライバルも感嘆するばかりだ。
昨季のメジャーリーグでアメリカン・リーグ3位の46本塁打を放ち、投手では9勝を挙げて日本人史上初のMVPを受賞した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。今季も順調に歩みを進める28歳は、打っては打率.258、19本塁打、56打点、10盗塁、OPS.834(出塁率.348+長打率.486)。投げては規定投球回にはわずかに及ばないものの、すでに昨季と同じ9勝(4敗)をマークし、防御率2.38、奪三振率12.72と圧巻のアベレージを残している。
現時点でMVP獲得の資格は十分にあると言える大谷。だが、今季は昨年以上に強力なライバルが多く、とりわけオールスター前までに33本塁打を放っているアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は年間60ホーマーを超えると予想されており、強大な存在になりつつある。
そうしたなかで、大谷のMVP獲得を確信的に断言したのが、ボストン・レッドソックスの主砲J.D.マルティネスだ。オールスター前日に行なわれたコンペティションで、ロサンゼルスの地元紙『Orange County Register』の取材に応じたベテランは、次のように持論を語った。
「そんなの考える必要もないね。だって、いったいどうやって、誰が、オオタニと争うことができるんだ? 彼が丈夫なら5年先までMVPは受賞する。他はハッキリ言って無理だね。オオタニが投げて、そして打ってと活躍する二刀流を続けている間は誰も勝てない」
大谷が当たり前のように貫いている二刀流の貴重性を改めて強調した34歳は、さらにこう続けている。
「去年のブラディミール・ゲレーロJr.を見てみなよ。あれだけの成績を残した彼が受賞できないんだから、他の誰も受賞できない。オオタニは凄すぎるんだ。WARの数字、価値の数字を見ても、他に誰が投打の両面で影響を与えることが出来ると言うんだ? いっその事、オオタニ賞に名前を変えればいいのさ」
はたして、ベテランスラッガーの断言するように大谷は今年もMVPを手にするのか。仮に2年連続で受賞すれば、バリー・ボンズらに続く史上14人目の快挙となるため、シーズン後半戦の活躍には大いに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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【関連記事】「もう議論はやめよう」大谷翔平のMVP受賞は決定的!? 米識者たちが“当たり前の二刀流”に持論「しっかり評価してほしい」
昨季のメジャーリーグでアメリカン・リーグ3位の46本塁打を放ち、投手では9勝を挙げて日本人史上初のMVPを受賞した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。今季も順調に歩みを進める28歳は、打っては打率.258、19本塁打、56打点、10盗塁、OPS.834(出塁率.348+長打率.486)。投げては規定投球回にはわずかに及ばないものの、すでに昨季と同じ9勝(4敗)をマークし、防御率2.38、奪三振率12.72と圧巻のアベレージを残している。
現時点でMVP獲得の資格は十分にあると言える大谷。だが、今季は昨年以上に強力なライバルが多く、とりわけオールスター前までに33本塁打を放っているアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は年間60ホーマーを超えると予想されており、強大な存在になりつつある。
そうしたなかで、大谷のMVP獲得を確信的に断言したのが、ボストン・レッドソックスの主砲J.D.マルティネスだ。オールスター前日に行なわれたコンペティションで、ロサンゼルスの地元紙『Orange County Register』の取材に応じたベテランは、次のように持論を語った。
「そんなの考える必要もないね。だって、いったいどうやって、誰が、オオタニと争うことができるんだ? 彼が丈夫なら5年先までMVPは受賞する。他はハッキリ言って無理だね。オオタニが投げて、そして打ってと活躍する二刀流を続けている間は誰も勝てない」
大谷が当たり前のように貫いている二刀流の貴重性を改めて強調した34歳は、さらにこう続けている。
「去年のブラディミール・ゲレーロJr.を見てみなよ。あれだけの成績を残した彼が受賞できないんだから、他の誰も受賞できない。オオタニは凄すぎるんだ。WARの数字、価値の数字を見ても、他に誰が投打の両面で影響を与えることが出来ると言うんだ? いっその事、オオタニ賞に名前を変えればいいのさ」
はたして、ベテランスラッガーの断言するように大谷は今年もMVPを手にするのか。仮に2年連続で受賞すれば、バリー・ボンズらに続く史上14人目の快挙となるため、シーズン後半戦の活躍には大いに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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