現地時間7月24日、ロサンゼルス・エンジェルスは、敵地で行なわれたアトランタ・ブレーブス戦に9対1で勝利し、シーズン前半からの連敗も5で止めた。
ブレーブスは現在、ナショナル・リーグ東地区で2位、昨年のワールドシリーズのチャンピオンだ。そのブレーブス相手に打撃、先発投手、リリーフ、守備がそれぞれの役割を果たし、チーム一丸で勝利を手にした見事な試合を見せてくれた。
この試合に「1番・DH」でスタメン出場した大谷翔平は2試合ぶりのノーヒットに終わり、大谷の活躍なくして、エンジェルスが勝利を手にした数少ない試合の一つとなった。
【動画】痛みをこらえての激走! 大谷翔平のツーベースと直前の自打球 米メディア『The Athletic』のサム・ブルム記者は「オオタニの先発以外で勝利したのは、6月27日のシカゴ・ホワイトソックス戦以来、約1か月ぶりとなった」とのデータを示した。
また、同記者は後半戦が始まって上向いているエンジェルスの選手を3人紹介している。1人目はこの試合の先発で登板し、5月10日以来の白星を飾った先発リード・デトマーズだ。彼は17イニングで防御率1.06をマーク。そして、最高のリリーフとして活躍した左腕のホゼ・キハーダ。さらに24日のブレーブス戦で4打数2安打2得点したルイス・レンヒーフォの名前を挙げた。6月29日からの7月25日までの19試合で、レンヒーフォは1試合を除いてすべてでヒットを打っており、今後期待できそうだ。
とはいうものの、エンジェルスは現地時間25日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦では、打線も振るわず、救援陣が崩壊し、0-7と大敗を喫した。アメリカン・リーグ西地区首位のヒューストン・アストロズも同日の試合を負けたため、ゲーム差は「23.5」のままであるが、非常に苦しい状況に変わりはない。むしろ最下位のオークランド・アスレチックスとのゲーム差は「5.5」に縮まったので、最下位になるのは時間の問題かもしれない。
同記者は「まだ67試合も残っている。(24日現在)だから、逆転は理論的には不可能ではない。しかし、このチームが見せたプレーの質は、このチームが優勝争いからかなり離れていることを強調している」と語っている。
次回の登板が、28日のテキサス・レンジャーズ戦に決まった大谷。この日にベーブルース以来となる104年ぶりの「二桁勝利・二桁本塁打」の記録達成の可能性があり、一段と盛り上がることだろう。しかし、エンジェルスは大谷のみを頼りにせず、24日のブレーブス戦での快勝がまぐれでないことをあと66試合で示してほしい。
構成●THE DIGEST編集部
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