緊張感のある“勝負所”で拙守を犯してしまった。現地時間7月29日に行なわれたテキサス・レンジャーズ戦で、ロサンジェルス・エンジェルスのジョー・アデルが見せたプレーは、大きな批判を浴びている。
波紋を広げているのは、スコアレスで迎えた6回表、先頭打者の相手1番マーカス・セミエンがレフト線へ痛烈なヒットを放った時だった。
フェンスに当たって跳ね返ったクッションボールを処理しようと走ったアデルはこれを捕逸。さらに焦ってしまったのか、壁際に転がるボールが手からすっぽ抜け……。ようやく中継役に返球した頃には、セミエンは三塁を蹴っており、悠々と生還を許してしまったのである。
この試合では平凡なフライを落とすシーンもあったアデル。もともと守備が巧いわけではないとはいえ、勝負所での失点に繋がるエラーは、あまりに痛恨。ゆえに地元メディアでも、お粗末なプレーに非難が殺到。南カリフォルニアニュースグループで、エンジェルス番を務めるJ.P・フーンストラ記者は「アデルがミスだ。しかも2度も犯した。セミエンが全力疾走でリトルリーグのようなホームランだ」と皮肉交じりに伝えた。
もっとも、当のアデル本人は猛省している。試合後に地元放送局『Bally Sports West』などの取材に応じた23歳は、「跳ね返ったボールの角度が急すぎたんだ」とプレーを振り返ったうえで、「もっとうまくやらなければならないし、クッションボールの処理をもっとうまくやるべきだった」と漏らした。
「フェンス際に早く着きすぎたんだと思う。メジャーレベルの優れたランナーはそういったミスを見逃してはくれないね」
「守備に対して、もっと一生懸命に取り組まなきゃいけない」とも語るアデルは、試合前にはコーチとマンツーマンでノックを受けるシーンも見られている。俊英の覚醒に期待を懸けるエンジェルスとして、いち早い改善が望まれるが、依然としてその兆しは見えていない。
構成●THE DIGEST編集部
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波紋を広げているのは、スコアレスで迎えた6回表、先頭打者の相手1番マーカス・セミエンがレフト線へ痛烈なヒットを放った時だった。
フェンスに当たって跳ね返ったクッションボールを処理しようと走ったアデルはこれを捕逸。さらに焦ってしまったのか、壁際に転がるボールが手からすっぽ抜け……。ようやく中継役に返球した頃には、セミエンは三塁を蹴っており、悠々と生還を許してしまったのである。
この試合では平凡なフライを落とすシーンもあったアデル。もともと守備が巧いわけではないとはいえ、勝負所での失点に繋がるエラーは、あまりに痛恨。ゆえに地元メディアでも、お粗末なプレーに非難が殺到。南カリフォルニアニュースグループで、エンジェルス番を務めるJ.P・フーンストラ記者は「アデルがミスだ。しかも2度も犯した。セミエンが全力疾走でリトルリーグのようなホームランだ」と皮肉交じりに伝えた。
もっとも、当のアデル本人は猛省している。試合後に地元放送局『Bally Sports West』などの取材に応じた23歳は、「跳ね返ったボールの角度が急すぎたんだ」とプレーを振り返ったうえで、「もっとうまくやらなければならないし、クッションボールの処理をもっとうまくやるべきだった」と漏らした。
「フェンス際に早く着きすぎたんだと思う。メジャーレベルの優れたランナーはそういったミスを見逃してはくれないね」
「守備に対して、もっと一生懸命に取り組まなきゃいけない」とも語るアデルは、試合前にはコーチとマンツーマンでノックを受けるシーンも見られている。俊英の覚醒に期待を懸けるエンジェルスとして、いち早い改善が望まれるが、依然としてその兆しは見えていない。
構成●THE DIGEST編集部
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