現地時間7月28日、テキサス・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、6回(98球)投げ、2失点、11奪三振を記録。6試合連続で2桁奪三振と好投も、味方の援護がなく黒星を喫した。
大谷の敗北によって104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業が先延ばしになった一方で、今季のアメリカン・リーグMVP候補であるアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は、この日サヨナラ弾で39号を放った。これによってSNS上では当然のように「MVP論争」が活発化。ア・リーグ東地区首位を独走するヤンキースの状況もあって「ジャッジこそMVPだ」という論調が強まった。
【動画】勝負強い大谷翔平!無死満塁から3連続三振に仕留めた様子をチェック
だが、これを黙って見逃さなかった男がいる。米放送局『Fox Sports」のアナリストであるベン・バーランダー氏だ。かねてより大谷マニアを公言する彼は自身のツイッターで「またショウヘイ・オオタニが圧倒的な先発試合をやってのけた」とレンジャーズ戦の活躍を伝え、「みんな彼の投球を十分に評価できていないように感じる」と不満を露わにした。
「もし彼が投手だけであるなら、この成績は驚くべきものだ。彼は“二刀流”であるにもかかわらず、みんな『なぜオオタニがMVPでないか教えてあげよう』と言ってくる。止めろ。正しく評価しよう」
打って、投げて、走って――と、シーズンを通して球場を沸かし続けている大谷。尽きずにあらゆる娯楽性を提供する二刀流スターに引き続き注目するとともに、議論が白熱するジャッジらライバルたちとのMVPレースも興味深く見守りたい。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】昨季はMVPを獲得!更なる飛躍を目指しMLB2022シーズンで躍動する大谷翔平を特集!
【関連記事】「じゃあジャッジ投げれるのか?」元ヤンキース投手が大谷翔平のMVP受賞に太鼓判! 62本ペースの“怪物”を選ばない理由は?
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だが、これを黙って見逃さなかった男がいる。米放送局『Fox Sports」のアナリストであるベン・バーランダー氏だ。かねてより大谷マニアを公言する彼は自身のツイッターで「またショウヘイ・オオタニが圧倒的な先発試合をやってのけた」とレンジャーズ戦の活躍を伝え、「みんな彼の投球を十分に評価できていないように感じる」と不満を露わにした。
「もし彼が投手だけであるなら、この成績は驚くべきものだ。彼は“二刀流”であるにもかかわらず、みんな『なぜオオタニがMVPでないか教えてあげよう』と言ってくる。止めろ。正しく評価しよう」
打って、投げて、走って――と、シーズンを通して球場を沸かし続けている大谷。尽きずにあらゆる娯楽性を提供する二刀流スターに引き続き注目するとともに、議論が白熱するジャッジらライバルたちとのMVPレースも興味深く見守りたい。
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