プロ野球OBも村上宗隆（ヤクルト）の偉業に舌を巻く。

　７月31日の阪神戦の第３打席から連続本塁打を継続していたヤクルトの若き主砲が、８月２日の中日戦で初回から２打席連続でホームランを記録。プロ野球史上初となる５打席連続本塁打の快挙を成し遂げた。

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　初回、柳裕也のスローカーブをライトスタンド上段へ入れ込んだ22歳は、３回の第２打席では、外角チェンジアップにタイミングを合わせ、今度は左翼スタンドへと持って行った。

　記録こそは途切れたが、６回の第３打席は左翼線への二塁打を放ち、４番のパワーをアピールした。２番手右腕・谷元圭介と対峙した７回、フルカウントに追い込まれた村上は、６球目のフォークボールに空を斬り、三振に倒れた。それでも４打数３安打、２本塁打、３打点の活躍で、ヤクルトは５対０で白星を飾った。
  　プロ野球のOBで、現在は解説者として活躍するG.G佐藤氏は、村上のパフォーマンスに目を丸くした。「4打席連続ホームランとかマジ引いちゃうレベル」と自身のTwitterに投稿したレジェンドだが、その約40分後には村上が記録をさらに上書き。これには「えっ 村…か…えっコ…マジ…？」と動揺を隠せない様子で、以下のように続けた。

「確かに調子が良い時に、いわゆる『ゾーンに入る』って状態になって連続でホームランが出る時はある。僕も現役時代にありました。そういう時は次に来るボールがどんな球種かすら分かる。でも、そんな状態が長く続くなんてまず有り得ない。凄すぎるね、村上選手」

　プロ野球史に名を刻んだ令和の大砲。そんな彼のさらなる一発に引き続き注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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