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ア・リーグMVP論争が過熱!「MVPはジャッジ」発言に大谷翔平支持派が猛反論!「野球にとっての価値?それはショウヘイなんだ」

THE DIGEST編集部

2022.08.15

アメリカン・リーグMVPはジャッジ(左)か大谷(右)か。SNS上で議論が巻き起こっている。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)とアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)を巡り、早くもアメリカン・リーグMVPの論争が白熱している。

 ここまでMLBを独走する46本塁打と圧倒的な存在感を放つジャッジ。一方、大谷は投手として10勝、防御率2.68、157奪三振をマークしながら、打者としては本塁打26発、68打点でチームを牽引する。

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 今回、米メディア『USA TODAY Sports』のボブ・ナイチンゲール記者が自身のTwitterで呟いた1つの投稿がきっかけとなった。同氏は、「アメリカン・リーグMVPはアーロン・ジャッジが受賞する、僅差の戦いではない」と断言し、以下のように続けた。

「MVPは最優秀選手賞ではなく、最も価値のある選手がもらう賞である。実際にバリー・ボンズはほとんどの年にMVPを獲得していた。それがベストプレーヤーの基準ならば、ジャッジは満場一致でMVPだ」

 だが、これに米放送局『Fox Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏が反論。「(ロサンゼルス)エンジェルスは1か月以上、ショウヘイが投手と打者を務めたときだけ勝っていた。これこそ正しく価値だ。野球にとっての価値?それはショウヘイなんだ!彼は投打をエリートレベルにこなしている。驚くべきことであり、彼こそがMVPだ」と訴えたのだ。
 
 またドミニカ共和国出身のヘクター・ゴメス記者は、「昨シーズン、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)とオオタニとの間で同様な議論があった。それでもオオタニが満場一致でMVPに輝いた」と言及する。

 さらに、かつて米メディア『The Athletic』などに寄稿していたブレント・マグワイア氏は、「むしろショウヘイ・オオタニの2年連続MVP受賞を助長してくれた。ボブに感謝」とコメントを残している。

 果たして、終盤戦で両選手は何を見せてくれるだろうか。価値ある2人のスター選手が見せるパフォーマンスに今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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