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大谷翔平、立ち上がりは苦しむも6回2失点とQS達成!好投も味方は同点止まりで11勝目ならず

SLUGGER編集部

2022.08.16

11勝目を目指して登板した大谷。力投するも打線が同点止まりだった(C)Getty Images

 現地時間8月15日、本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は「2番・投手」で先発登板。6回2失点と好投するも味方打線がリードを奪えず、11勝目の権利は得られなかった。

 9日のアスレティックス戦での前回登板で、104年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を達成した大谷だが、この日は初回に2死からジェシー・ウィンカーにソロ本塁打を浴びるやや苦しい立ち上がり。しかも第1打席で自打球を当ててしまうが、大事には至らなかった(この打席の結果はセカンドゴロ)。

 次打者ルイス・レンジーフォの本塁打でエンジェルスが同点に追いついた後は、4シーム主体の投球スタイルに切り替えた大谷だが、3回には2死から連打を浴びてさらに1点を失う。この後第2打席が回ってきたが、フルカウントから見逃し三振に倒れた。
 
 4回にも2死からランナーを出したが、ここは無失点に抑え、味方がこの裏に再度追いついた。打線の援護に応えるように5回は力投し、2者連続三振を含めて三者凡退に抑えた。

 そして5回裏の第3打席。一塁にランナーを置いて、真ん中に入ってきたシンカーを強振した打球は、レフトの空へ舞い上がる。マリナーズ先発のルイス・カスティーヨも「やられた」という表情をしたが、意外と伸びずにレフトフライに終わった。

 そして6回。1死からアダム・フレイジャーにこの日2安打目を許し、ワイルドピッチで二塁まで進まれるものの、後続を抑えてここも無失点。ここまで97球を費やしたためこの回で降板したが、この裏に味方が得点を取れず、勝ち投手の権利は得られなかった。

構成●SLUGGER編集部
 
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