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MLB

「さすがのスピードだ!」大谷翔平、天敵から“片手一本”技あり三塁打に現地メディアも惚れ惚れ

THE DIGEST編集部

2022.08.17

苦手左腕を相手にマルチヒット、しかも強烈な三塁打を見舞った大谷に現地メディアも大興奮している。(C)Getty Images

苦手左腕を相手にマルチヒット、しかも強烈な三塁打を見舞った大谷に現地メディアも大興奮している。(C)Getty Images

 天才が見事な対応力を発揮した。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間8月16日、本拠地で行われているシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で出場すると、昨年のサイ・ヤング賞投手ロビー・レイから3回に右前打、さらに5回には左中間を破るスリーベースを放ってみせた。

 前回6日の同カードで大谷は左腕のレイと初対戦したが、まさかの3打席連続三振に打ち取られ、この日の初回も空振り三振と完璧に封じ込まれていた。しかし3回の第2打席では、インコースに食い込んできたスライダーにうまく対応してライト前にヒットを放つと、5回にはその才能を遺憾なく証明する。

【動画】大谷翔平が“天敵”討ちの三塁打! その快足ぶりをチェック!
 カウント1-2からの5球目、外角に逃げてくスライダーにやや体勢を崩されながらも片手一本で捉えると、打球はぐんぐん伸びて左中間フェンス手前まで到達。本来ならば二塁でストップするかと思われたが、外野が少しもたつくのを大谷は見逃せず、快足を飛ばして今季4本目の三塁打にしたのだった。

 前日に登板した“投手”とは思えぬその韋駄天ぶりに、『MLB.com』でエンジェルス番記者を務めるレット・ボリンガーは「ショウヘイ・オオタニがさすがのスピードを発揮した!」と讃えれば、エンジェルスTV放送局は「おいおいこれが何個目の長打なんだ?(46) しかも三塁までいったぞ!」と大興奮していた。

 まさに走攻守(投)を体現するコンプリート・プレーヤーはこの日、特に「走」がフォーカスされたわけだが、果たして残りの打席ではどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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