専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

トラウト、ハーパー、アレナードら超大物が続々とWBCアメリカ代表へ!参加を表明した6選手の「ある共通点」<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.08.16

左からトラウト、ハーパー、アレナード。この3人が来年のWBCで本当に揃い踏みすれば、アメリカ代表はかなり強力だ。(C)Getty Images

左からトラウト、ハーパー、アレナード。この3人が来年のWBCで本当に揃い踏みすれば、アメリカ代表はかなり強力だ。(C)Getty Images

 来年3月に行われることが正式に決まった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。参加国の中でいち早く代表メンバーを次々と発表しているのが、ディフェンディング・チャンピオンのアメリカだ。

 オールスター期間中にマイク・トラウト(エンジェルス)のキャプテン就任が発表されると、その後もトレバー・ストーリー(レッドソックス)、ポール・ゴールドシュミットとノーラン・アレナード(ともにカーディナルス)、そしてJT・リアルミュートとブライス・ハーパー(ともにフィリーズ)と大物選手が続々と参加を表明。“ドリーム・チーム”と呼ぶにふさわしいメンバーが集まりつつある。

 現時点で参加を表明した選手をまとめてみよう。

 C:JT・リアルミュート(フィリーズ)
1B:ポール・ゴールドシュミット(カーディナルス)
2B:
3B:ノーラン・アレナード(カーディナルス)
SS:トレバー・ストーリー(レッドソックス)
LF:
CF:マイク・トラウト(エンジェルス)
RF:ブライス・ハーパー(フィリーズ)
 ストーリーは、今季は二塁を守っているものの本来はショートストップ。今後選ばれるメンバーの顔ぶれにもよるが、まずは遊撃手としておこう。いずれにしても、各ポジションでトップクラスの選手が集まっていることが分かる。

 ところで、この6人には共通点があることにお気づきだろうか?

 いずれも、所属チームと長期契約を締結済みであることだ。

 これは決して偶然ではない。3月に開催するWBCへの参加は、スプリング・トレーニング期間中にチームを一時離脱することを意味する。トレードやFAなどで新天地に移籍したばかりの選手にとって、この時期は新しい仲間との関係を深め、チームに溶け込む上で非常に重要。そんな中、チームを離れてWBCに参加するのは後ろ髪をひかれるような思いだろう。また、FAイヤーを控えた選手にとってもWBCはリスクが高い。万が一、故障でもしようものなら、その後のキャリアに支障が出かねないからだ。
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号