二刀流スターがさらなる「進化」を見せている。
現地時間15日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平がシアトル・マリナーズ戦に先発登板し、新たな球種としてシンカーを投じる場面が見られた。球数はごく僅かだったものの、3回には強打者のタイ・フランスを内野ゴロに打ち取るなど効果を発揮しており、今後、ピッチングの幅が広がることへ期待が高まっている。
【関連記事】ボールが顔面に接近するハプニング!審判の送球を全力で避けた大谷翔平に「ドッジボールだ」と米識者も苦笑い そして、現地メディアでは早くも大谷の「新魔球」として盛り上がりを見せている。米スポーツサイト『FANSIDED』は試合翌日の16日、「ショウヘイ・オオタニ、新球種をレパートリーに加え、他のMLB球団を震え上がらせる」と銘打った記事を配信、マリナーズ戦の投球内容を振り返っている。
記事では「ロサンゼルス・エンジェルスの投手は平均以上の打者でもあるため、(投手として)カテゴライズされない。他にも稀に良い打撃を披露する投手は存在したものの、DHルールが施行された今、オオタニのような選手は絶滅危惧種である。彼はPitchCom(サイン伝達用の電子機器)と同じくらい破壊的だ」として、二刀流でのプレーを称えた。
続けて「しかし、彼は同じようにピッチングに取り組み、自分のゲームを向上させようとしており、その姿勢は打席に立った時と同じだ」と大谷のプレーへの意識にも触れ、その上で「マリナーズ戦で新たな球種、シンカーを投げた。これは他球団にとって悪いニュースだろう」と述べている。
さらに「実験的だったものの、高速で動きも十分だった」「彼のシンカーは月曜日の夜に 97マイル(155キロ)に達していた」と指摘。その上で「変化するボールでこれだけの球速では、打者がオオタニを打ち崩すことがさらに難しくなるだろう」と、新変化球を高く評価した。
この日の登板では6回を投げ8奪三振、2失点と好投するもチームは2対6で敗れている。大谷降板後、最終回には守備の乱れから失点を重ねるなど、チーム状態が上向く気配は見られていない。
その中でも奮闘を続ける大谷に対し、同メディアは「9イニングあたり 2.69 ERA と 12.69 奪三振を記録する男にとって他の何かを追加する必要はないはずだが、オオタニにはまだまだ見どころがある」と、プレーヤーとしての進化を強調した。
16日のマリナーズ戦には打者として先発出場。3安打を記録し、登板翌日のゲームでバッティングでも好パフォーマンスを披露している。投打で存在感を発揮し続ける背番号17は、どこまで進化を遂げるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平の新魔球とストレート(4シーム)の違いをチェック
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現地時間15日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平がシアトル・マリナーズ戦に先発登板し、新たな球種としてシンカーを投じる場面が見られた。球数はごく僅かだったものの、3回には強打者のタイ・フランスを内野ゴロに打ち取るなど効果を発揮しており、今後、ピッチングの幅が広がることへ期待が高まっている。
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記事では「ロサンゼルス・エンジェルスの投手は平均以上の打者でもあるため、(投手として)カテゴライズされない。他にも稀に良い打撃を披露する投手は存在したものの、DHルールが施行された今、オオタニのような選手は絶滅危惧種である。彼はPitchCom(サイン伝達用の電子機器)と同じくらい破壊的だ」として、二刀流でのプレーを称えた。
続けて「しかし、彼は同じようにピッチングに取り組み、自分のゲームを向上させようとしており、その姿勢は打席に立った時と同じだ」と大谷のプレーへの意識にも触れ、その上で「マリナーズ戦で新たな球種、シンカーを投げた。これは他球団にとって悪いニュースだろう」と述べている。
さらに「実験的だったものの、高速で動きも十分だった」「彼のシンカーは月曜日の夜に 97マイル(155キロ)に達していた」と指摘。その上で「変化するボールでこれだけの球速では、打者がオオタニを打ち崩すことがさらに難しくなるだろう」と、新変化球を高く評価した。
この日の登板では6回を投げ8奪三振、2失点と好投するもチームは2対6で敗れている。大谷降板後、最終回には守備の乱れから失点を重ねるなど、チーム状態が上向く気配は見られていない。
その中でも奮闘を続ける大谷に対し、同メディアは「9イニングあたり 2.69 ERA と 12.69 奪三振を記録する男にとって他の何かを追加する必要はないはずだが、オオタニにはまだまだ見どころがある」と、プレーヤーとしての進化を強調した。
16日のマリナーズ戦には打者として先発出場。3安打を記録し、登板翌日のゲームでバッティングでも好パフォーマンスを披露している。投打で存在感を発揮し続ける背番号17は、どこまで進化を遂げるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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