大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が文字通り歴史的な打撃を見せつけた。
現地時間8月17日に行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で先発した大谷は、今月13日(現地時間)のミネソタ・ツインズ戦以来4試合ぶりの一発を放つなど、5打数4安打4打点の大活躍。サイクル安打を達成した2019年6月13日のタンパベイ・レイズ戦以来となる1試合4安打を記録した。
疲れ知らず二刀流スターは、この試合でも打って、走ってと奔走した。とりわけ圧巻だったのは、7回に無死一塁で回ってきた第3打席だ。
6点差を追っていた状況で相手2番手のペン・マーフィーを対峙したこの打席。大谷はインコースに甘く入った86.8マイル(約139.6キロ)の4シームを強振。102.3マイル(約164.6キロ)の打球は一塁手の頭上を抜けて見事にライト線を破る。この間に背番号17は一気に三塁に到達してキャリア初となる2試合連続のタイムリースリーベースをマークした。
このスリーベースヒットは、メジャー史にも残る一打となった。というのも、1920年以降にメジャーデビューした選手の中で、20以上のスリーベースヒットを記録しながら20勝以上を挙げたのが、1921年から約23年間、ボストン・ブレーブスやブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)などで活躍したジョニー・クーニー以来となる史上2人目の快挙だったのだ。
1938年に37歳だったクーニーがマークした大記録を呼び覚ました大谷。そんな二刀流スターの歴史的な活躍もむなしくエンジェルスは7対11と敗北。マリナーズとの3連戦をあっさりとスイープされてしまった。
ゆえに周囲からは嘆きの声が上がっている。米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者が「ショウヘイを自由にしてやれ。いまはもう悲しいだけだ」と大谷の圧倒的な存在感を皮肉れば、アメリカの人気野球YouTuberであるファジー氏は「ショウヘイ・オオタニ"は"今日もモンスターだった」とツイートした。
不振を極めるエンジェルスとは対照的に、直近7試合で打率.407、2本塁打、6打点と猛打を見せつけている大谷。そんな圧倒的な打棒がチームの結果に結びつかない現状は、やはりもどかしい。
構成●THE DIGEST編集部
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疲れ知らず二刀流スターは、この試合でも打って、走ってと奔走した。とりわけ圧巻だったのは、7回に無死一塁で回ってきた第3打席だ。
6点差を追っていた状況で相手2番手のペン・マーフィーを対峙したこの打席。大谷はインコースに甘く入った86.8マイル(約139.6キロ)の4シームを強振。102.3マイル(約164.6キロ)の打球は一塁手の頭上を抜けて見事にライト線を破る。この間に背番号17は一気に三塁に到達してキャリア初となる2試合連続のタイムリースリーベースをマークした。
このスリーベースヒットは、メジャー史にも残る一打となった。というのも、1920年以降にメジャーデビューした選手の中で、20以上のスリーベースヒットを記録しながら20勝以上を挙げたのが、1921年から約23年間、ボストン・ブレーブスやブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)などで活躍したジョニー・クーニー以来となる史上2人目の快挙だったのだ。
1938年に37歳だったクーニーがマークした大記録を呼び覚ました大谷。そんな二刀流スターの歴史的な活躍もむなしくエンジェルスは7対11と敗北。マリナーズとの3連戦をあっさりとスイープされてしまった。
ゆえに周囲からは嘆きの声が上がっている。米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者が「ショウヘイを自由にしてやれ。いまはもう悲しいだけだ」と大谷の圧倒的な存在感を皮肉れば、アメリカの人気野球YouTuberであるファジー氏は「ショウヘイ・オオタニ"は"今日もモンスターだった」とツイートした。
不振を極めるエンジェルスとは対照的に、直近7試合で打率.407、2本塁打、6打点と猛打を見せつけている大谷。そんな圧倒的な打棒がチームの結果に結びつかない現状は、やはりもどかしい。
構成●THE DIGEST編集部
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