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エ軍が下した大谷翔平のWBC出場容認に米メディアも熱視線! 「あとは日本代表がオファーするだけ」と期待膨らむ

THE DIGEST編集部

2022.08.21

エンジェルスからWBC出場が容認された大谷。その決定に米メディアもクローズアップしている。(C)Getty Images

エンジェルスからWBC出場が容認された大谷。その決定に米メディアもクローズアップしている。(C)Getty Images

 球界屈指の偉才が「世界一」を争う舞台に立つ準備は整った。

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の来春に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場について、球団が容認したと米野球専門サイト『CALL TO THE PEN』が伝えている。

 今季も“二刀流”で米球界を盛り上げている大谷。WBC出場については、本人も「出たい気持ちはある」と意欲を示していたが、この度、ペリー・ミナシアンGMも言及。地元紙『LA Times』などの取材に「彼がやりたいのであれば妨げはしない」と断言した。

 球界屈指の注目度を誇る二刀流スターがWBCに参戦する可能性が高まった。この一報は、瞬く間に各国メディアで広まった。そうしたなかで、同メディアは現地時間8月20日の記事で「ロサンゼルス・エンジェルス、ショウヘイ・オオタニをWBCでプレーさせることを決定」と報じた。

 記事内で「ハードルの1つが、今、取り除かれた。エンジェルスはオオタニにチームジャパンとしてWBCに出場する許可を出した。あとは、日本代表が正式に招待状を出すかどうかだ」と記した。
 
 さらに同メディアは「エンジェルスでオオタニがポストシーズンに出場する可能性は低いが、野球界で最も大きな舞台の一つでプレーする機会を得ることができる。WBCは選手にとって重要であり、世界の強豪と対戦できることは名誉なことである。オオタニはようやく、その栄誉を手にする」と、WBC出場の意義を説いた。

 大谷は2017年の第4回大会でも代表メンバーに名を連ね、怪我により辞退となったものの、二刀流での出場が期待されていた。そうした過去をふまえて同メディアは、来春の侍ジャパン入りについて、次のように展望している。

「オオタニは野球界で最高の選手の一人であり、マウンド上でエース級のパフォーマンスを発揮しながら、打席ではパワーとスピードの脅威となる。どのチームもWBCのロスターにどちらかの選手を登録したいと思うだろう。日本代表は、一人分の負担で二人を手に入れることができるのだ」

 そして記事は、冒頭と同じように「あとは日本チームがオファーを出すだけである」と繰り返し、締め括られている。

 現地時間20日に行なわれたデトロイト・タイガース戦で2本のヒットを放つなど打撃で好調を維持している大谷。この調子を維持すれば、WBC出場への関心はより高まっていきそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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