現地時間8月23日、菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)は敵地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に2番手として救援登板。コントロールに苦しみ、無安打ながら4四死球、1失点で2/3回で降板した。
オフに3年3600万ドル(約48億円)で契約を結ぶも、4勝7敗、防御率5.25と調子は上向かず先発ローテーションから外れた菊池。今月18日のニューヨーク・ヤンキース戦から中継ぎに回っていた。
【画像】リリーフでも厳しいか…。菊池が投じた28球をチャートでチェック
上々の中継ぎデビューを飾った菊池だが、2戦目としたこの日はコントロールが全く定まらなかった。9対1と大量リードの7回にマウンドに上がると、2者連続でストレートの四球で歩かせ、無死一、二塁とピンチを招いた。これには本人も首をかしげていた。
続く打者から空振り三振を奪い、ようやく1アウト。だが4人目アレックス・バーデューゴを三ゴロに仕留めるも、味方の送球エラーが絡み1点を献上してしまう。その後もストライクゾーンにボールを集められず、四球、死球で満塁の局面を迎え、3番手にマウンドを譲った。
これには公式メディア『MLB.com』のブルージェイズ番キーガン・マシソン記者は、「ユウセイ・キクチが投げた28球のうち、ストライクは数球だけだった。彼は自分の野球を見失い、3人を歩かせデッドボールを出した」と酷評したうえで、以下のように続けた。
「ブルージェイズはキクチをどう起用するかという問題に戻ってきた。もしこれが6月なら、トレードに出していた。だが現時点では、大量リードの場面でしか使えないリリーバーを抱えているのは、ポストシーズン進出を争うチームとしては厳しい」
さらに地元メディア『Daily Hive Toronto』のイアン・ハンター記者は、菊池の投球チャートを添付し、「ストライクゾーンのギリギリに投げることの反対とは?」と悲惨な投球を皮肉った。
ワイルドカードでポストシーズン進出圏内につけるブルージェイズ。与えられたチャンスを活かしきれなかった31歳だが、次回登板ではこの結果を払拭するような快心のピッチングを期待したいものだ。
構成●THE DIGEST編集部
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上々の中継ぎデビューを飾った菊池だが、2戦目としたこの日はコントロールが全く定まらなかった。9対1と大量リードの7回にマウンドに上がると、2者連続でストレートの四球で歩かせ、無死一、二塁とピンチを招いた。これには本人も首をかしげていた。
続く打者から空振り三振を奪い、ようやく1アウト。だが4人目アレックス・バーデューゴを三ゴロに仕留めるも、味方の送球エラーが絡み1点を献上してしまう。その後もストライクゾーンにボールを集められず、四球、死球で満塁の局面を迎え、3番手にマウンドを譲った。
これには公式メディア『MLB.com』のブルージェイズ番キーガン・マシソン記者は、「ユウセイ・キクチが投げた28球のうち、ストライクは数球だけだった。彼は自分の野球を見失い、3人を歩かせデッドボールを出した」と酷評したうえで、以下のように続けた。
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さらに地元メディア『Daily Hive Toronto』のイアン・ハンター記者は、菊池の投球チャートを添付し、「ストライクゾーンのギリギリに投げることの反対とは?」と悲惨な投球を皮肉った。
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