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エンジェルス売却検討で大谷翔平の「トレードの可能性が高まる」――米メディアが選ぶ有力5球団は?

THE DIGEST編集部

2022.08.25

二刀流としてMLBを盛り上げる大谷。そんな彼が移籍する可能性がある球団はどこだろうか?(C)Getty Images

二刀流としてMLBを盛り上げる大谷。そんな彼が移籍する可能性がある球団はどこだろうか?(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が今オフに移籍する可能性が浮上している。

 エンジェルスのオーナーを務めるアート・モレノが現地時間8月23日、球団売却に移行する手続きに入ったことを発表。これを受け、米スポーツ専門局『CBS』のR.Jアンダーソン記者は、「エンジェルスの売却でショウヘイ・オオタニのトレードの可能性が高まる。オオタニ獲得に最も有利な5球団は?」と銘打った記事を配信した。

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 2003年にウォルト・ディズニー社から1億8000万ドルでエンジェルスを買収したモレノ。地区優勝を6度果たすも、近年は低迷。大谷翔平やマイク・トラウトとMVPに輝く選手を擁しながらも、ポストシーズンの舞台からは7年遠ざかっていた。

 エンジェルス売却というビッグニュースが流れるやいなや、アンダーソン記者は「モレノが売却に踏み切れば、ショウヘイ・オオタニのトレードの道が開かれるので、リーグ全体に大きな影響を与える」と報じた。

 そして「新しいオーナーは、マイク・トラウトやアンソニー・レンドーンを含む、大きな負債契約を抱えることになる。買収をするためには、おそらく新オーナーが自身で投資する必要がある」と早い段階で大谷をトレードに出す可能性を示唆したのだ。

 もっとも二刀流スターは「球団自体の雰囲気も好き。ただそれ以上に勝ちたいという気持ちのほうが強い」と以前発言したことで知られている。つまり2023オフに大谷がエンジェルスを選択する可能性が低いことを想定したうえで、「次のオーナーが現実を受け入れたとすれば、オオタニをオフに売却することを検討するだろう」と記した。
 
 ファンの多くは28歳の次なる活躍の場をいち早く知りたがっているようだ。同記事は、最有力候補としてロサンゼルス・ドジャースを挙げた。そしてニューヨーク・メッツを2位、3位はセントルイス・カーディナルス、4位ニューヨーク・ヤンキース、5位テキサス・レンジャーズと続けた。

 ドジャースは高校卒業時から大谷に興味を示していることに触れたうえで、「編成総責任者のアンドリュー・フリードマン氏は超大型トレードを幾度も締結している。さらに最高の選手育成機関があり、エンジェルスにオファーできる最高の若手有望株が豊富にそろっている」とその理由を説明する。

 果たしてエンジェルスの新オーナーはどのような選択をするだろうか。大谷の動向とともに、エンジェルスの行方も長い目で見届けたい。

構成●THE DIGEST編集部

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