いよいよ個人タイトルの話題が熱気を帯びてきたメジャーリーグ。そのなかでも、連日のように現地メディアを賑わせているのが、アーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）のアメリカン・リーグMVP争いだ。

【動画】まさにショータイム！ 右手一本で運んだ大谷翔平の最新29号＆ジャッジの大台到達50号をチェック 　現地時間８月29日、公式ネットワーク番組『MLB Network』の敏腕記者として知られ、今季のMVP投票権を持つというジョン・モロシ氏は、両雄のレースについて「ワクワクしている」と話し始めると、どちらをMVPに推したとしても「ここに間違った答えはない」とコメント。傑出した活躍を見せる大谷、ジャッジを次のように称えた。

「もし２人のどちらかが（ア・リーグMVPを）11月に受賞すれば、私は立ち上がって拍手を送り、これまで野球を取材してきたなかで、偶然にも同じリーグ、同じ年で見られた最高のシーズンの１つだったと言うだろう」

　また、自身のMVP選出基準として、これまで「チームの成功」を重視していたことを明かしたモロシ氏は、「ただ、やはりオオタニのような選手は一人しかいない」とも言及。「正直に言うと、まだわからない。自分の票をどうしたらいいのか、本当にわからない」と頭を悩ませているようだ。

　なお、同番組の公式ツイッターが行なった「ア・リーグMVPはどっち？」というファン投票アンケートでは、ジャッジが58パーセントと優勢。大谷が42パーセントと後手に回っているが、はたして残りのシーズンはどのような展開となるだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部
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