現地時間29日、ニューヨーク・ヤンキースと本拠地で対戦したロサンゼルス・エンジェルスは「3番・指名打者」として先発出場した大谷翔平の勝ち越しの29号2ランで、4-3と勝利を手にした。
この試合を消化して、エンジェルスの残り試合は33となった。そして、残り試合が少なくなるにつれ、MVPの話題とともに上がってくるのが大谷のトレードの話題だ。つい先日、大谷がシカゴ・カブスへのトレード移籍の可能性が高いとコメントした現地ジャーナリストのジョン・モロシ氏の発言が、それにさらに火をつける形となった。
【動画】片手一本でライトスタンドへ!大谷翔平の“技ありの一発”をチェック 米メディアの『Call to the pen』では大谷の現実的なトレード先と題して、特集を組んでいる。同メディアによると、大谷のトレード先には、「若い才能・資金・望ましい場所・競争力(強さ)」の4つの条件が必要だと述べている。そして、現実的なトレード球団はロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツの3つを挙げて、その理由を詳述している。
まず、ドジャースは現在、ナ・リーグ西地区の首位を走っており、強さに関しては問題なし。若い才能にも不足しておらず、資金面でも十分だという。ただ、エンジェルスの本拠地があるオレンジ郡とロサンゼルスでは生活スタイルがかなり違うので、大谷が大都市での生活を好むのかどうかによるとしている。
メッツは資金面では圧倒的に有利。オーナーのスティーブ・コーエン氏は、贅沢税を気にせず、正当なチームを作るために必要なものは何でも使うことを示している。チームもナ・リーグ東地区の首位を独走し、若い才能という面でもドジャースほどではないにしろ何人かの有望株を保有しているという。一方、場所に関しては東海岸であること、ロサンゼルスと同様に大都市であるという点がネックだと指摘。同メディアは「オオタニがMLBに初めて来たときに西海岸を優先しているように見えた」と見解を述べている。
ジャイアンツは、最初に大谷翔平とミーティングを行なったチームなので、可能性は大きいという。若い才能に関してもエンジェルスが欲しがる人材を保有しており、資金面でも主力選手の放出などでクリアできると見ている。また、西海岸にあるサンフランシスコは、他の2球団と比べると落ち着いた雰囲気も気に入ってもらえるかもしれないとしているが、問題は、現在ナ・リーグ3位という現状であり、強いチームとは言えないことだ。
この3チームはいずれも魅力的だが、ファンとすれば大谷が一番納得のいくチームでプレーをしてもらい、さらなる活躍でファンを沸かせてほしいということだ。いずれにせよ、ますます白熱しそうなこの話題から今後も目を離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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この試合を消化して、エンジェルスの残り試合は33となった。そして、残り試合が少なくなるにつれ、MVPの話題とともに上がってくるのが大谷のトレードの話題だ。つい先日、大谷がシカゴ・カブスへのトレード移籍の可能性が高いとコメントした現地ジャーナリストのジョン・モロシ氏の発言が、それにさらに火をつける形となった。
【動画】片手一本でライトスタンドへ!大谷翔平の“技ありの一発”をチェック 米メディアの『Call to the pen』では大谷の現実的なトレード先と題して、特集を組んでいる。同メディアによると、大谷のトレード先には、「若い才能・資金・望ましい場所・競争力(強さ)」の4つの条件が必要だと述べている。そして、現実的なトレード球団はロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツの3つを挙げて、その理由を詳述している。
まず、ドジャースは現在、ナ・リーグ西地区の首位を走っており、強さに関しては問題なし。若い才能にも不足しておらず、資金面でも十分だという。ただ、エンジェルスの本拠地があるオレンジ郡とロサンゼルスでは生活スタイルがかなり違うので、大谷が大都市での生活を好むのかどうかによるとしている。
メッツは資金面では圧倒的に有利。オーナーのスティーブ・コーエン氏は、贅沢税を気にせず、正当なチームを作るために必要なものは何でも使うことを示している。チームもナ・リーグ東地区の首位を独走し、若い才能という面でもドジャースほどではないにしろ何人かの有望株を保有しているという。一方、場所に関しては東海岸であること、ロサンゼルスと同様に大都市であるという点がネックだと指摘。同メディアは「オオタニがMLBに初めて来たときに西海岸を優先しているように見えた」と見解を述べている。
ジャイアンツは、最初に大谷翔平とミーティングを行なったチームなので、可能性は大きいという。若い才能に関してもエンジェルスが欲しがる人材を保有しており、資金面でも主力選手の放出などでクリアできると見ている。また、西海岸にあるサンフランシスコは、他の2球団と比べると落ち着いた雰囲気も気に入ってもらえるかもしれないとしているが、問題は、現在ナ・リーグ3位という現状であり、強いチームとは言えないことだ。
この3チームはいずれも魅力的だが、ファンとすれば大谷が一番納得のいくチームでプレーをしてもらい、さらなる活躍でファンを沸かせてほしいということだ。いずれにせよ、ますます白熱しそうなこの話題から今後も目を離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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