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イチローが魅せた“美しい瞬間”に米記者が「ベースボールは最高だ」と熱狂! “愛弟子”ロドリゲスは「光栄なこと」と謙遜

THE DIGEST編集部

2022.08.31

ロドリゲス(右)に笑顔で話しかけるイチロー(左)。そんな二人のやり取りは、両者の良好な関係性を物語っていた。(C)Getty Images

ロドリゲス(右)に笑顔で話しかけるイチロー(左)。そんな二人のやり取りは、両者の良好な関係性を物語っていた。(C)Getty Images

 日本球界が誇るレジェンドと、“愛弟子”が見せた「美しい瞬間」が反響を広げている。

 現地時間8月27日、シアトル・マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は、本拠地クリーブランド・ガーディアンズ戦の前に行なわれた球団殿堂入りセレモニーに出席。そのなかで話題となったのは、式典の最中に起きたあるシーンだ。

 式が進むなかで、アナウンスとともに登場したのは、前日に同球団と最大で18年4億7000万ドル(約645億7000万円)超大型契約を結んだばかりで、他でもないイチローが「何かが違う。彼には特別なものがある」と認めるフリオ・ロドリゲス(マリナーズ) だ。21歳の俊英外野手は、照れくさそうに“偉人”のもとへ駆け寄ると、手にした花束が贈呈した。
 
 マリナーズの新旧スターが共演した同シーンはさまざまな反響が起きた。そのなかで「日本では、選手や監督に感謝と成功のシンボルとして花束を贈る習慣がある」と反応したのが、米メディア『The Athletic』。実際の画像を掲載するとともに「フリオ・ロドリゲスが、イチロー・スズキ氏に花束を渡す」と公式ツイッターで紹介した。

 この投稿に対し、ロドリゲス本人はツイッター上で「光栄なことだ」とコメント。続けてハグを交わす姿などが収められた4枚の写真を掲載すると、このツイートにも反響が続々と寄せられ、MLB公式のサラ・ラングス記者が「ベースボールは最高だ!!」と興奮気味に呟いていた。

 なお、同日に行なわれた試合は、マリナーズが3対4で逆転負け。勝利こそ飾れなかったが、新人王最有力候補に挙がるロドリゲスは、3回に21号ソロを放つなど、イチロー氏の球団殿堂入りに花を添えるパフォーマンスを見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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