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大谷翔平、吠えた! ピンチ乗り切るメジャー自己最速の163キロの直球での奪三振に「非現実的だ」と米解説も賛辞

THE DIGEST編集部

2022.09.11

文字通りの力投でアストロズ打線を抑え込んだ大谷。(C)Getty Images

 大谷翔平が"異能の才"を強敵相手に見せつけた。

 現地時間9月10日、敵地で行なわれているヒューストン・アストロズ戦で、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は「3番・DH兼投手」で先発登板した。

 アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とのMVPレースにも注目が集まるなか、大谷は前回登板で今季自己最多の111球を投げて抑え込んだアストロズ戦での再登板。だが、この日は初回に失点するなど、やや制球に苦しんだ。
 
 だが、2回表に主砲のマイク・トラウトの球団新記録となる6試合連続弾で"援護"を得ると、徐々にギアが上がっていった。2回を2奪三振を奪って無失点で乗り切ると、2死二、三塁のピンチを招いた3回には、球界でも指折りの巧打者カイル・タッカーにメジャーキャリア自己最速の101.4マイル(約163.1キロ)の4シームで空振り三振を奪取。ピンチを乗り切った背番号17も「カモーンッ!」と吠えた。

 地元放送局『Bally Sports West』の解説者であるマーク・グビサが「まるでレーザーのような4シームだ。なんということだ。本当にオオタニサンはありえないし、非現実的なユニコーンだ!」と興奮気味につぶやくほど、圧倒的なボールだった。

 なお、ピンチを脱した大谷は4回も無失点。エースの好投もあって、エンジェルスは5対1とリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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