強力打線を寄せ付けないピッチングは流石だった。現地時間9月10日に行なわれたヒューストン・アストロズ戦で、「3番・DH兼投手」で先発登板した大谷翔平だ。
初回に元DeNAのユリ・グリエルにタイムリーヒットを打たれて同点を許すなど、立ち上がりに苦しんだ大谷。だが、そこからの立ち直りは見事だった。チームが2回にマイク・トラウトの6試合連続弾で勝ち越すと、そこからは4イニング連続で無失点。3回にはメジャーキャリア自己最速となる101.4マイル(約163.1キロ)の4シームで、好打者カイル・タッカーを空振り三振に切って取るなど、相手の強力打線を文字通り力でねじ伏せた。
6回裏が始まる前の投球練習中に右手のマメが潰れ、無念の降板を余儀なくされたが、チームは6対1で快勝。大谷は自己最多の12勝目を挙げた。
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とのMVPレースが熾烈を極めるなかで、球界屈指のタレントを誇るアストロズを封じて見せた。そんな大谷の出色のパフォーマンスに米メディアも感嘆の声を漏らす。
エンジェルスの専門サイト『Angels Win』は、5登板で3勝、防御率1.23、45奪三振という対アストロズ戦における大谷の今季成績を紹介し、次のようにMVP受賞への期待を込めた。
「ほぼ間違いなくオオタニだ。もしも、ジャッジが101.4マイルを投げ、奪三振率でMLBトップを走り、OPS.900以上で、33本塁打を達成できるようになったら、我々に連絡をくれ」
ちなみにこの日に行なわれたタンパベイ・レイズ戦で、ジャッジは4打数3安打と固め打ち。打率を.307に上昇させ、.318で同1位のザンダー・ボガーツ(ボストン・レッドソックス)に迫ると同時に、三冠王(55本塁打、112打点)も視野に入れた。
二刀流の偉才と怪物スラッガー。ともにハイレベルな争い続けるスーパースターの活躍は、シーズン最終盤まで見逃せない。
構成●THE DIGEST編集部
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初回に元DeNAのユリ・グリエルにタイムリーヒットを打たれて同点を許すなど、立ち上がりに苦しんだ大谷。だが、そこからの立ち直りは見事だった。チームが2回にマイク・トラウトの6試合連続弾で勝ち越すと、そこからは4イニング連続で無失点。3回にはメジャーキャリア自己最速となる101.4マイル(約163.1キロ)の4シームで、好打者カイル・タッカーを空振り三振に切って取るなど、相手の強力打線を文字通り力でねじ伏せた。
6回裏が始まる前の投球練習中に右手のマメが潰れ、無念の降板を余儀なくされたが、チームは6対1で快勝。大谷は自己最多の12勝目を挙げた。
アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とのMVPレースが熾烈を極めるなかで、球界屈指のタレントを誇るアストロズを封じて見せた。そんな大谷の出色のパフォーマンスに米メディアも感嘆の声を漏らす。
エンジェルスの専門サイト『Angels Win』は、5登板で3勝、防御率1.23、45奪三振という対アストロズ戦における大谷の今季成績を紹介し、次のようにMVP受賞への期待を込めた。
「ほぼ間違いなくオオタニだ。もしも、ジャッジが101.4マイルを投げ、奪三振率でMLBトップを走り、OPS.900以上で、33本塁打を達成できるようになったら、我々に連絡をくれ」
ちなみにこの日に行なわれたタンパベイ・レイズ戦で、ジャッジは4打数3安打と固め打ち。打率を.307に上昇させ、.318で同1位のザンダー・ボガーツ(ボストン・レッドソックス)に迫ると同時に、三冠王(55本塁打、112打点)も視野に入れた。
二刀流の偉才と怪物スラッガー。ともにハイレベルな争い続けるスーパースターの活躍は、シーズン最終盤まで見逃せない。
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