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大谷翔平が“打者専念”すればシーズン60本塁打はありえる!? 米放送局は「すべての材料が揃っている」と分析

THE DIGEST編集部

2022.09.23

2年連続30本塁打を達成した大谷。日本人トップクラスのスラッガーと言える彼ならば、メジャーで6人しかいない年間60本塁打達成者となるかもしれない。(C)Getty Images

2年連続30本塁打を達成した大谷。日本人トップクラスのスラッガーと言える彼ならば、メジャーで6人しかいない年間60本塁打達成者となるかもしれない。(C)Getty Images

 現地時間9月20日、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが、メジャー史上6人目となる60本塁打に到達。米球界全体に大きな話題をもたらした。

 この圧倒的な活躍を受け、米放送局『CBS Sports』は21日(現地)、「次に60本塁打を放つ可能性のある現役スラッガー15人」と銘打った特集記事を掲載。その中で大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、同記録を達成する可能性についても言及されている。

 まず、記事を執筆したマット・スナイダー氏は、「ローテーションにいる限り、昨季の46本塁打を超えるような活躍はないだろう」と二刀流の大谷について寸評し、「60本塁打という数字に挑むには、肉体的な負担が大きすぎる」と体調面への影響を指摘。また、今回の選出がアスタリスク付きとなったのは、こうした理由によるものだが、仮に打者として専念するなら「打てるだけのすべての材料が揃っている」という。

 さらに、「もし彼が投手をやめれば(打者として)かなり強いが、それがなければ(60本塁打は)ないだろう」と続けたスナイダー氏は、「彼について何かを賭けるのが愚かだというのは、すでに示されていることだ。私の言葉を信じないでほしい」とも分析。やはり、前人未到の偉業を打ち立ててきた28歳のポテンシャルには、計り知れないものを感じているようだ。

 なお今回、米放送局『CBS Sports』が紹介した15人は以下のとおりだ。
 
ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)
ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)
バイロン・バクストン(ミネソタ・ツインズ)
オニール・クルーズ(ピッツバーグ・パイレーツ)
ラファエル・デバース(ボストン・レッドソックス)
ノーラン・ゴーマン(セントルイス・カーディナルス)
ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
大谷翔平(エンジェルス)
オースティン・ライリー(アトランタ・ブレーブス)
フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)
ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)
マイク・トラウト(エンジェルス)
ジョーダン・ウォーカー(カーディナルス)

構成●THE DIGEST編集部

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