メジャーリーグは、レギュラーシーズンが終わりを迎え、現地10月7日からポストシーズンが始まった。ここからはワールドチャンピオンに向けた激しい争いが展開され、いよいよ2022年も終幕していく。
この最終盤で、小さくない話題となっているのが、個人タイトルの行方。とりわけ「史上最もハイレベル」とも評されるアメリカン・リーグのMVP争いの注目度は高まる一方である。
一騎打ちの様相を呈している同レースでトップを争うのは、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。前者は往年の大打者ロジャー・マリスが61年前に記録したア・リーグ年間本塁打数(61本)に並び、OPS1.111、長打率.686を叩き出した“怪物”。一方で後者もベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」、さらに史上初の「投打のダブル規定到達」をやってのけた二刀流の偉才である。
どちらも“半端ではない”スタッツの数々を残した。だからこそ、甲乙はつけがたく、識者やメディア、ファンのなかでも意見は二分している。そうしたなかで、あるアンケートが話題を集めている。
それは米メディア『Sporting News』が、レギュラーシーズン終了後間もなく公式ツイッターで公開したもので、両雄の成績をまとめた画像とともに「アメリカン・リーグのMVPはどちらが受賞すべき? ジャッジなら『(ハート)(いいね)』を押して、大谷ならリツイート(RT)」と募ったもの。気になる結果は、現地10月7日時点で、ジャッジが「3892」に対して大谷は「4732」。投打で異次元の活躍を見せた二刀流の天才がファンの票を勝ち得る形となった。
なお、全米野球記者協会に所属する記者30人のMVP投票はレギュラーシーズン終了と同時に締め切られている。それだけにこのアンケート結果で何かが変わるわけではない。だが、こうしたSNSの投稿が小さくない反響を起こすほど、ジャッジと大谷の争いは人々の関心を集めていると言ってよさそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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