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MLB

「本当なら年俸87億円だ」 “元世界一の米アナリスト”が大谷翔平の価値を強調! ジャッジと二択なら「オオタニを獲得する」

THE DIGEST編集部

2022.10.10

MLB候補として名が挙がっている大谷(左)とジャッジ(右)。今季は2人とも異次元の活躍を見せた。(C)Getty Images

MLB候補として名が挙がっている大谷(左)とジャッジ(右)。今季は2人とも異次元の活躍を見せた。(C)Getty Images

 今季のレギュラーシーズンが終了したメジャーリーグでは、ここまで2人のスターが驚異的な活躍を見せた。昨季に続き投打両面で躍動した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)と、圧倒的な打棒を誇るアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)だ。

【動画】今季も二刀流で躍動!MLB公式がまとめた大谷翔平の2022シーズンをプレーバック

 メジャー史上初の「投打ダブル規定到達」を達成した大谷は、投手として自己最多の15勝(9敗)を挙げると、打っても34本塁打を放ち、史上初の「シーズン30本塁打&2桁勝利」を達成。一方のジャッジも、アメリカン・リーグ新記録の62本塁打を放つなど、ともに歴史的なシーズンを過ごしている。

 そんな両雄のパフォーマンスを受け、現地10月7日には、かつてマイアミ・マーリンズ、ボストン・レッドソックスなどでプレーしたケビン・ミラー氏が、米人気スポーツトークショー番組『Dan Patrick Show』に出演。「ジャッジかオオタニだったらどちらを獲得するか?」との質問に、「オオタニだ」と迷わず回答した。

 レッドソックス時代の2004年に世界一を経験し、引退後は、公式ネットワーク番組『MLB Network』のアナリストとしても活動しているミラー氏。連日繰り広げられているジャッジとのア・リーグMVP論争について、「ジャッジが私のMVPだ」と自身の立場を示しつつも、やはり球団にとって二刀流の存在は大きいと捉えているようだ。
 
 また、レギュラーシーズン終了直前に年俸調停を回避し、エンジェルスと1年3000万ドル(約43億4000万円)で契約を結んだ大谷の価値については、「2選手にお金を払うようなもの」と言及。「30盗塁、30本塁打の中軸打者でありながら、投手として200奪三振以上をマークする。本当なら年俸6000万ドル(約87億2000万円)だ」と続けている。

 さらに、「彼(大谷)は別次元にいる」と続けたミラー氏は、ジャッジに対しても「周囲の意見に基づくと今までで最高の年だと思う」と称賛のコメント。この2人の活躍に対する反響はまだまだ止みそうにない。 

構成●THE DIGEST編集部

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