ダルビッシュ有が、誇りを胸にマウンドに上がる。
現地時間10月11日、メジャー・リーグの地区シリーズが開幕。ダルビッシュ有が所属するサンディエゴ・パドレスはナ・リーグ西地区優勝のロサンゼルス・ドジャースと対戦した。
試合はドジャースが1回にトレイ・ターナーのソロ本塁打で幸先良く先制点を挙げると、3回にもターナーの二塁打を皮切りにドジャース打線が猛攻し5点をリード。パドレスは5回にウィル・マイヤーズのソロ本塁打で1点を返し反撃の狼煙を上げると、この回3点を追加して2点差まで迫ったが、6回以降はドジャースが4人の継投でパドレス打線を封じ込め粘り勝ち。第1戦は地元ドジャースが5対3で勝利した。
12日の第2戦。負けられないパドレスの先発は、チームトップの勝利数を誇るダルビッシュが登板する。マニー・マチャド三塁手は「我々はダルビッシュを信頼している。彼が投げてくれる限り、今までのように彼は自分の仕事をしてくれると思う」とエースへ全幅の信頼を寄せる。
今季のダルビッシュは30試合に先発し、16勝(8敗)、投球回194.2、防御率3.10、四球37、奪三振197。そのうちドジャース戦には4試合に登板し1勝2敗、投球回25、防御率2.52、四球5、奪三振31を記録。ロサンゼルスでの登板では、8月7日に6回を2失点に抑え、5つの三振(勝敗はつかず)。9月2日には7回を無失点に抑え、2安打2四球、9奪三振を記録し勝ち投手になっている。
前日会見でダルビッシュは「こういう相手と対戦するときは、もちろん作戦を練って臨みますが、運が良かったと思います。だから、同じことをするだけです。良い計画を立てて、試合に臨むだけです」とレギュラーシーズンと変わらない姿勢を貫く考えを示した。
ポストシーズンでダルビッシュがドジャー・スタジアムに登板するのは、17年ワールドシリーズ第7戦のヒューストン・アストロズ戦以来になる。この時はアストロズに1対5で敗れ、ダルビッシュは2回途中3安打5失点(自責点4)を喫した。
ダルビッシュは「あの頃とは違うピッチャーになった気がする」と言った。「それは年齢と経験によるものだと思います。2017年にその経験を経て、そこから学ぶべきことがたくさんあります。それがより良い投手になるための成長につながる。僕だけではありません。他のスタッフ、周りのコーチにも助けてもらったが、それは自分が経験する学習体験があったから、そこから成長できた」と語った。
ダルビッシュと投げ合うのは、メジャー通算197勝を挙げる左腕エースのクレイトン・カーショウだ。カーショウは前日会見でダルビッシュとの対戦を楽しみにしているという。
「私はユウを友達だと思っているよ。ダラスではオフシーズンにキャッチボールをしたこともある。もちろん、ここで半シーズン一緒にプレーしたことも。私は彼を尊敬している。彼の投球スタイル、やり方はとても尊敬できる。もちろん、僕らにとってはタフな挑戦だよ」
苦汁をなめたマウンドから5年。今季メジャー屈指のスターターとしての実力を誇示したダルビッシュが、古巣相手に成長した姿を見せつける。
構成●THE DIGEST編集部
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現地時間10月11日、メジャー・リーグの地区シリーズが開幕。ダルビッシュ有が所属するサンディエゴ・パドレスはナ・リーグ西地区優勝のロサンゼルス・ドジャースと対戦した。
試合はドジャースが1回にトレイ・ターナーのソロ本塁打で幸先良く先制点を挙げると、3回にもターナーの二塁打を皮切りにドジャース打線が猛攻し5点をリード。パドレスは5回にウィル・マイヤーズのソロ本塁打で1点を返し反撃の狼煙を上げると、この回3点を追加して2点差まで迫ったが、6回以降はドジャースが4人の継投でパドレス打線を封じ込め粘り勝ち。第1戦は地元ドジャースが5対3で勝利した。
12日の第2戦。負けられないパドレスの先発は、チームトップの勝利数を誇るダルビッシュが登板する。マニー・マチャド三塁手は「我々はダルビッシュを信頼している。彼が投げてくれる限り、今までのように彼は自分の仕事をしてくれると思う」とエースへ全幅の信頼を寄せる。
今季のダルビッシュは30試合に先発し、16勝(8敗)、投球回194.2、防御率3.10、四球37、奪三振197。そのうちドジャース戦には4試合に登板し1勝2敗、投球回25、防御率2.52、四球5、奪三振31を記録。ロサンゼルスでの登板では、8月7日に6回を2失点に抑え、5つの三振(勝敗はつかず)。9月2日には7回を無失点に抑え、2安打2四球、9奪三振を記録し勝ち投手になっている。
前日会見でダルビッシュは「こういう相手と対戦するときは、もちろん作戦を練って臨みますが、運が良かったと思います。だから、同じことをするだけです。良い計画を立てて、試合に臨むだけです」とレギュラーシーズンと変わらない姿勢を貫く考えを示した。
ポストシーズンでダルビッシュがドジャー・スタジアムに登板するのは、17年ワールドシリーズ第7戦のヒューストン・アストロズ戦以来になる。この時はアストロズに1対5で敗れ、ダルビッシュは2回途中3安打5失点(自責点4)を喫した。
ダルビッシュは「あの頃とは違うピッチャーになった気がする」と言った。「それは年齢と経験によるものだと思います。2017年にその経験を経て、そこから学ぶべきことがたくさんあります。それがより良い投手になるための成長につながる。僕だけではありません。他のスタッフ、周りのコーチにも助けてもらったが、それは自分が経験する学習体験があったから、そこから成長できた」と語った。
ダルビッシュと投げ合うのは、メジャー通算197勝を挙げる左腕エースのクレイトン・カーショウだ。カーショウは前日会見でダルビッシュとの対戦を楽しみにしているという。
「私はユウを友達だと思っているよ。ダラスではオフシーズンにキャッチボールをしたこともある。もちろん、ここで半シーズン一緒にプレーしたことも。私は彼を尊敬している。彼の投球スタイル、やり方はとても尊敬できる。もちろん、僕らにとってはタフな挑戦だよ」
苦汁をなめたマウンドから5年。今季メジャー屈指のスターターとしての実力を誇示したダルビッシュが、古巣相手に成長した姿を見せつける。
構成●THE DIGEST編集部
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