メジャー・リーグ挑戦を表明するオリックスの吉田正尚に対し、ニューヨーク・ヤンキースが獲得に向けて狙いを定めていると米国で報じられた。

　今季119試合に出場し、21本塁打、88打点、打率.335、長打率.561、出塁率.447で日本一のタイトル獲得に貢献した29歳は、今オフにポスティングシステムを利用し、野球の本場アメリカへ渡ることを希望している。

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　現地時間11月８日、米放送局『MLB Network』のジョン・モロシ記者は、「詳細はまだ協議中だが、左翼手ヨシダは来季メジャーリーグに挑戦するだろう」とTwitterに綴ると、放送内で「私が注目するのはヤンキースの動きだ。彼の存在を必要としている。センターをプレーすることも出来るし、上位のラインナップに入れる。左打ちの左翼手にとっていいフィット感だろう」と首位打者に２度輝く彼を狙う球団にヤンキースを挙げた。
  　同報道を受け、ヤンキース専門メディア『Talkin' Yanks』は、「ヤンキースがマサタカ・ヨシダの獲得候補に浮上した」と拡散すると、早くも日米ファンは大賑わいを見せている。

　ヤンキースからすれば、今季62発放ちアメリカン・リーグ最多本塁打記録を打ち立てたアーロン・ジャッジがFAとなるため、外野手の補強が急務である。そういった意味でも、吉田が有力候補の一人であると言えるのだろう。

　日本が誇る主砲の動向に引き続き注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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