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米記者が千賀、吉田、藤浪のMLB挑戦に太鼓判! 「3人とも間違いなくフィットする」と勧められた球団は?

THE DIGEST編集部

2022.11.13

今オフのメジャー移籍を狙っている千賀(左)、吉田(中央)、藤浪(右)。いずれも日本球界で異彩を放ってきた名手たちの活躍を米記者が予測している。(C)Getty Images

 MLBを目指す3人のサムライへ熱視線が向けられている。2022年シーズンが終わり、米国内では連日のように日本からメジャー移籍の意思を表明しているソフトバンクの千賀滉大、阪神の藤浪晋太郎、オリックスの吉田正尚の名前がメディアを賑わせる。

 投打で日本球界トップクラスの成績を収めてきた選手たちの米球界挑戦の話題は、現地でも大きな反響を呼んでおり、特定の球団に3選手の獲得を提唱する番記者の声も聞こえてきている。

 米スポーツ専門サイト『Fan Nation』で、トロント・ブルージェイズの記事を担当するミッチ・バノン記者は、千賀、藤浪、吉田の3人が「ブルージェイズにフィットする」と持論を展開。記事内で"贔屓球団"へ獲得を推奨した。

 まず、バノン記者は千賀について「日本屈指の投手であり、NPBで10年間も活躍し、2022年には特に高いパフォーマンスを発揮。今年のパ・リーグの防御率は2位(1.89)、奪三振数は3位(159)だった」と絶賛。また、「チームはこの29歳の90マイル後半の速球、平均的なスライダー、そして強力なスプリッターに惹かれるだろう」として、球種の特徴も紹介し、「ブルージェイズのGMロス・アトキンスと、センガの代理人であるジョエル・ウルフとは関係も深く、この右腕との接触を期待したい」と続けた。
 
 吉田に対しても「この打者が加入すれば、球団が望むすべてをもたらす。ロースターに新たな外野手を入れるには、他のラインナップで大きなトレードが必要かもしれないが、ブルージェイズにとってはそれだけの価値がある選手だ」と評したバノン記者は、続けざまに日本屈指のスラッガーのポテンシャルを分析した。

「ヨシダは左利きで、高いコンタクトスキルを持ち、ストライクゾーンの見極めも長けている。昨年のNPBでの四球と三振の比率はほぼ2:1だった」

 そしてバノン記者は藤浪の具体的な起用法も提案。「2022年のフジナミはここ数年で最高のシーズンを過ごし、主に伸びのある速球とスプリッターが優れていた。彼は、MLBのリリーフの役割に最も適している可能性が高く、これら2つのピッチに磨きをかけることで、コントロールの問題は軽減されるはずだ」と見解を述べている。

 それぞれの特徴を細かく説明された今回の特集。こうしたクローズアップのされた方を見ても、3選手への米メディアからの注目度の高さが伺える。

構成●THE DIGST編集部

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