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「オオタニにとって朗報だ!」積極補強のエンジェルスに現地専門メディアも納得「チームを勝者に変えるための正しい動きを続けている」

THE DIGEST編集部

2022.12.01

勝利への強い意欲を口にしている大谷。今オフは球団も積極的な補強で応えているようだ。(C) Getty Images

 メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンジェルスは今オフ、積極的な補強を進めている。ロサンゼルス・ドジャースで今季15勝を挙げた左腕、タイラー・アンダーソン、ミネソタ・ツインズからは内野手のジオ・ウルシェラ、さらに通算157本塁打を記録しているハンター・レンフローもミルウォーキー・ブルワーズから獲得、いずれも高い実績を持つプレーヤーたちで、投打で大幅に底上げを図っている印象だ。

 例年にないほどの有力選手の獲得を行なう球団の狙いは、やはり来季の巻き返しを見据えているからに他ならない。やはりスター選手を抱えながら、2022年シーズンもプレーオフ進出を逃したことはエンジェルスファンのみならず、各方面からも厳しい意見が寄せられていた。

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 そしてチームの浮沈は、来オフにFAを迎える「二刀流スター」大谷翔平の去就にも大きく関わってくると言われている。兼ねてよりグラウンド内外で勝利への意欲を露わにしてきており、今季もシーズン中やオフに入っても、チーム成績の話題では険しい表情をみせていた。

 そして、幾度となく多くのメディアで伝えられていた大谷の勝利への意欲を、地元ロサンゼルスのエンジェルス専門サイト『Halos Today』でも改めて取り上げており、さらにそれに対するペリー・ミナシアン球団GMの反応も紹介している。

 現地時間11月30日のトピックでは、今オフ大谷が語っていた、今季のチーム成績への不満について、ミナシアンGMが「『素晴らしい年だったね』と言われたら、がっかりするだろうね。まったく驚かなかった。オオタニは、やることなすことすべてにおいて勝者なんだ。だから、勝てなかったことにがっかりするのは予想通りだ。それが彼なんだ」と納得していた様子を報じている。

 さらに同メディアも「ミナシアンにはスーパースターへの心配は無いようだ。オオタニは誰よりも負けず嫌いで、何よりも勝ちたいと思っている」として、大谷の態度が今季の結果では妥当であると指摘。

 その上で「ミナシアンがオフの早い段階でこのチームを勝者に変えるために正しい動きを続けてきており、それはまだ終わっていない。エンジェルスは 2023 年に大きく変わるはずだ。これは、スーパースターのショウヘイ・オオタニにとって朗報だ」と期待も述べた。

 記事の中でも、現在の球団の姿勢を称えるコメントを記している。2023年、エンジェルス、そして大谷には果たしてどんな未来が待っているのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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