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侍ジャパン

【WBCメンバー序列予想】侍ジャパン28名の顔ぶれはどうなる?ポジションごとに各選手の役割をチェック

出野哲也

2022.12.25

既にWBC出場を表明する日本人メジャーリーガー。左からダルビッシュ、大谷、鈴木。(C)Getty Images

既にWBC出場を表明する日本人メジャーリーガー。左からダルビッシュ、大谷、鈴木。(C)Getty Images

 大谷翔平や鈴木誠也だけでなく、ダルビッシュ有までも14年ぶりの参戦を表明するなど、本番に向けて盛り上がりを見せているWBC。栗山英樹監督は日本人選手にとどまらず、日本人の血を引く現役メジャーリーガーの招集に向けても動いている。ここでは、そうした選手たちも含めた最終候補28人を独自に予想したうえで、その期待される役割からレギュラー、バックアップ要員などに分類した。(レギュラー=◎、控え一番手=〇、二番手=△)

【捕手】
◎森友哉(オリックス)
〇甲斐拓也(ソフトバンク)
△坂倉将吾(広島)

 攻撃力の森と守備力の甲斐の組み合わせ。東京五輪の正捕手だった甲斐の安心感は捨て難いが、今回の選出メンバーの投手たちの多くは、自分で投球を組み立てられる。リード力はそこまで求められないと思われ、打線に穴を作らない森を優先して使いたい。坂倉は一塁と三塁の控えも兼ねる。

【一塁】
◎山川穂高(西武)
〇浅村栄斗(楽天)
△坂倉将吾(広島)

 本職の一塁手は山川だけでも、浅村は一塁の経験も豊富で、坂倉も守り慣れている。守備面での不安はないだろう。二塁に山田や菊池を使って浅村は一塁、山川はDHか代打という布陣もあり得る。

【二塁】
◎浅村栄斗(楽天)
〇山田哲人(ヤクルト)
△菊池涼介(広島)

 浅村をメイン扱いにしているが、実力的には山田も互角。より守備を重視するなら菊池もいる。野手陣では最年長になる菊池には、キャプテン的な役割も期待したい。
 
【三塁】
◎村上宗隆(ヤクルト)
〇坂倉将吾(広島)

 村上は打線の主軸の一人として、体調面での不安が出ない限りはフル出場を期待したい。大差のついた試合終盤で休養させる際に、坂倉が入る程度でいいだろう。

【遊撃】
◎源田壮亮(西武)
〇今宮健太(ソフトバンク)

 村上同様、源田も内野の守備の要としてフル出場に近い起用を想定。今宮も実力者ではあるが、基本的には源田に代打を送った際のバックアップとして控えてもらいたい。
 
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