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大谷翔平の“ノーヒッター未遂”の15勝目に再脚光!地元記者は「鳥肌が立つ」「最もエキサイティングな試合」と興奮

THE DIGEST編集部

2022.12.28

9月29日のアスレティックス戦では8回途中までノーノーを演じた大谷。そのパフォーマンスは米記者の印象に残ったようだ。(C)Getty Images

 今年も二刀流で米球界を席巻し、持ちうる才能を改めて世界に知らしめた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。彼が今年9月に見せた"快投"が、ふたたび脚光を浴びている。

 現地時間12月27日、エンジェルスの地元紙『Los Angeles Times』は、「タイムズ・スポーツが選ぶ2022年のお気に入り記事」と銘打った特集を掲載。同紙のスタッフライター24名が、それぞれ「今年最も印象に残ったスポーツ記事」を選出しており、その一つに、大谷の "ノーヒッター未遂"が取り上げられている。

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 今回、再び注目を集めているのが、現地時間9月29日に本拠地で開催されたオークランド・アスレティックス戦だ。「3番・投手兼DH」で先発登板した大谷は、8回2死までノーヒットノーランを継続する圧巻のピッチングを披露。惜しくも快挙達成はならなかったが、8回(108球)を投げて無失点、被安打2、10奪三振と躍動し、15勝目を手にした。
 
 記事内では、「今年観戦したなかで、最もエキサイティングな試合」として同シーンを選んだサラ・バレンズエラ氏は、「ノーヒットノーランとはならなかったが、本当にあと一歩だった」とコメント。「記事を読み返すたびに、あの夜のエンジェル・スタジアムの空気を思い出し、鳥肌が立つんだ」と自身の感動を共有した。

 今季、打者として打率.273、34本塁打、95打点、投手として15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマークした大谷。2年連続のアメリカン・リーグMVPこそ逃したが、投票数でアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に次ぐ2位という評価を得ており、昨季に続く歴史的なシーズンだったことは間違いないだろう。

 果たしてメジャー6年目を迎える来季、日本が誇る"偉才"はどんな活躍を見せるだろうか。今からそのパフォーマンスが楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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