MLB

プレーオフ出場に巨額契約…大谷翔平の来季を米識者が大胆予想! 「オオタニは2023年もストーリーを支配する」

THE DIGEST編集部

2022.12.30

投打でハイレベルなパフォーマンスを見せた大谷が来季も快進撃を見せるか。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は2022年シーズンもその驚異的なパフォーマンスでメジャーリーグを大いに沸かせることとなった。新球種を会得し、さらに幅を広げることとなった投球術や、主軸としての堂々たる打棒も発揮しながら、メジャー史上初となる投打での「ダブル規定到達」という圧巻の記録を残した。

 マウンド、そしてバッターボックスで、ファンの期待に応え、人々の想像を上回り続けている大谷に、2023年もその一挙手一投足に視線が集中するのは確実。そんな二刀流スターの来季を、さらにMLB全体を見通し、2023年に起こるであろう出来事を米国人識者が予想している。

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「オオタニは、2023年のストーリーを支配する可能性が誰よりも高い」

 そう語るのはカナダメディア『Sportsnet』のライター、ベン・ニコルソン=スミス氏。同サイトにおいて、スミス氏が来シーズン米球界は「5つの進化を遂げる」と綴っている。

 その中で「ショウヘイ・オオタニは野球界で最も才能があり、魅力的な選手であることは明らかだ。しかし、入団5年目にして、まだ一度もプレーオフに出場したことがない。フィールドでは歴史的な活躍をし、チームメイトのマイク・トラウトも同様に素晴らしい努力をしているにもかかわらず、である」と指摘。

 続けて「2023年、少なくともオオタニは変わる。トラウトはもう少し待たねばならないかもしれない。しかし、この夏、エンジェルスが苦戦すれば、ライバル球団から声がかかるだろう」と予測しており、その上で「エンジェルスはオオタニをトレードで放出する。来年10月、彼は他の場所でプレーしているはずだ」と大谷のプレーオフ出場への見込みを述べた。

 さらに、来オフに迎えるFAにも触れており「オプトアウトのある長期契約で、過去最高の年俸になる可能性が高いのは明らかだ。それは 4600万ドル×9年? または4400万ドル×10年? さらに? いずれにせよ、オオタニはMLB史上初の4億ドルのフリーエージェント契約にサインすることになる」と記している。

 トピックでは他に、「ピッチクロックは広く愛される」「フアン・ソトがMVPを獲得」「ロサンゼルス・ドジャースの不振」といった内容がスミス氏により予見されている。2023年、MLBで目の当たりにするであろうさまざまな出来事、ハプニングとともに、「ショウヘイ・オオタニ」の動向も、これまで以上に注目を集めることになりそうだ。 

構成●THE DIGEST編集部
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