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昨季は例外だった!? 大谷翔平は今季こそMVP最有力と米専門誌が太鼓判!直近3年の活躍を高評価「相当なもの」

THE DIGEST編集部

2023.01.01

米専門誌が早くも大谷の今季の活躍を予測している。昨年受賞を逃したMVPが受賞できるとの声も挙がる。(C)Getty Images

 早くも現地では、今年のアメリカン・リーグMVPに"二刀流スター"を有力視する声が相次いでいる。ここ数年、投打で特異な存在感を放っている大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

 昨年は、打者として打率.273、34本塁打、95打点、投手として15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマークした大谷。ア・リーグのサイ・ヤング賞投票で4位となり、2年連続MVP受賞とはならなかったものの、その投票数でアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に次ぐ2位という高評価を得ている。


 無論、来る2023年シーズンも"二刀流スター"にかかる期待は大きい。現地時間12月30日、大手スポーツ誌『Sports Illustrated』が掲載した記事内では、米スポーツライターのトム・ベルドゥッチ氏が、メジャー6年目を迎える大谷について、「アメリカン・リーグMVPを獲得するだろう」と大胆な予測を行なった。

 これを受けて現地31日に同誌の傘下メディア『FanNation』は、ベルドゥッチ氏の意見に賛同。「二刀流のスーパースターにとって、この3年間は相当なものだろう」と書き始めると、「この2年間にリーグで旋風を巻き起こした」と記述。一昨年、昨年に続く大谷の躍動に期待を寄せているようだ。
 
 また、昨季のMVPを逃した要因についても分析しており、「2022年にオオタニの受賞が阻止されたのは、ジャッジがア・リーグのシーズン本塁打記録を破ったからだ」とコメント。「長い間続く主要な記録を誰も破らないのであれば、オオタニが2度目のMVPを受賞する可能性はかなり高いはずだ」と綴っている。

 なお、もし大谷が自身2度目のア・リーグMVP受賞を果たせば、メジャー史上33人目の快挙だ。あらゆるメジャー記録を塗り替えてきた28歳は、はたして今年どのような光景を見せてくれるのか。今から楽しみは尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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