MLB公式サイト『MLB.com』が「2023年の驚くべき12選手の予測」と題した特集記事を配信。日本からは大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）と今季からMLBに挑戦する吉田正尚（ボストン・レッドソックス）の２人の名前が挙がった。

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　まず、同サイトは「昨季は62本塁打のアーロン・ジャッジ（ヤンキース）によりオオタニのMVP連覇は阻まれた」と説明。そのうえで大谷の今季成績を、打者として35本塁打、16盗塁、96打点、投手としては12勝、防御率3.15、217奪三振と米野球専門サイト『FanGraphs』のデータをもとに予測した。これを踏まえ、「もしこの予測が当たれば、ジャッジから2023年MVPを阻止するために、オオタニは再び歴史的記録が必要だ」と指摘している。

　ちなみに同予想成績は「打者としては７番目の本塁打数、先発投手としては５番目の防御率、８番目の奪三振数だ」という。その事実を受けて『MLB.com」は「打者としてのWARが3.1、投手としてのWARが4.4を合わせば、二刀流スーパースターはホアン・ソト（サンディエゴ・パドレス）を抜いてNo１になる」と期待を寄せた。
  　また、名門レッドソックスに今季から加わる吉田に関しては、打率.298、出塁率.388、OPS.867と高スタッツを推定された。打撃での得点貢献を平均基準で指数化する「wRC＋」140だった。「ヨシダは昨シーズン日本で打率.335、出塁率.447、OPS1.008を記録した。2023年の予想も目を見張るものだ」と綴った。

　日本を代表する２人のベースボーラーは、今季どんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。予想を上回る活躍に期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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