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「オオタニは640億円の価値がある」MLB通算555本塁打の伝説打者が大谷翔平の凄みを訴え「凄まじい怪物だ」

THE DIGEST編集部

2023.01.20

レッドソックスで輝かしい功績を残したラミレス(左)。そんな球界のレジェンドが再び大谷(右)を褒めちぎった。(C)Getty Images

 今シーズンも大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)には、大きな注目が集まっている。

 昨季も大谷は出色のパフォーマンスを見せ、球界を熱狂させた。チームは球団ワーストとなる14連敗という屈辱も味わったが、当人はMVPを獲得した前年に続いてシーズンを通して二刀流を完遂。ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」をやってのけたほか、史上初となる「30本塁打以上&2桁勝利」も達成。まさに"エースで4番"を体現してみせた。
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「史上初」あるいは「何百年ぶり」の記録を数多に創出し、文字通り歴史的な選手となった。ゆえに今シーズン終了後の契約満了に伴う新契約内容には、すでに小さくない熱視線が注がれている。

 あらゆるメディアが大谷の"値札"を予想するなかで、興味深い意見を提示するメジャーの酸いも甘いも知るレジェンド戦士がいる。かつてボストン・レッドソックスなどで活躍したマニー・ラミレスだ。

 MLBで通算555本塁打を放った球史に残る名スラッガーは、これまでも大谷については「オオタニは別の惑星からやってきたんだ」「我々は神に感謝しなきゃいけない」と称賛の言葉を送ってきた。
 
 今年5月に51歳になるレジェンドは、母国ドミニカのメディア『Z101』でディレクターを務めるエクトル・ゴメス氏とのインタビューで「私が思うにショウヘイ・オオタニには5億ドル(約640億円)の契約を手にする価値があると思う」と断言。続けざまに力強く持論を展開した。

「オオタニはメジャーリーグの歴史上で、かつてないほどに凄まじい怪物だ。彼はすべてをひとりでこなすことができるからね。私なら投手としての彼にまず2億5000万ドルを払い、残りの2億5000万ドルは打者としての彼のポテンシャルに投じるよ。それぐらいの価値が彼にはある」

 はたして、大谷はいかなる契約を23年のオフに締結するのか。歴史的な金額になり得るだけに興味深く見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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