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WBC侍ジャパンの“最高メンバー”に米メディアも注目!21歳の剛腕に熱視線「マウンドでは威圧的な存在になる」

THE DIGEST編集部

2023.01.27

WBC日本代表30名を発表した栗山監督。米メディアでは21歳の若き剛腕・佐々木に注目が集まっている。写真:鈴木颯太朗

 侍ジャパンの代表メンバー発表は、米メディアも賑わせている。

 1月26日、侍ジャパンを率いる栗山英樹監督は3月8日から開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表30名を正式に発表した。
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 今月6日に大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)やダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)など主力となる12名の選手を先行発表していた栗山監督は「本当に多くの日本の選手たちが『世界で勝つんだ』という思いを伝えてくれた」と語り、改めて3大会ぶりの"世界一奪還"へ決意を述べている。

 侍ジャパンの代表メンバー30名のラインナップは、前回の優勝国アメリカのメディアも注視していた。米国を拠点に各国のスポーツ情報を発信している『Sportskeeda』は現地時間27日、WBC日本代表メンバーを紹介した記事を配信した。

 同メディアは、侍ジャパンを「WBCの歴史で最も成功したチームである」と紹介し、「WBCを2度制した唯一のチームである」と敬意を払っている。加えて「日本のロースターの充実ぶりを考えると、アメリカにとって難しい相手になるかもしれない。スーパースターのショウヘイ・オオタニを筆頭に、MLB選手も数人いる。ユウ・ダルビッシュ、ラーズ・ヌートバー、セイヤ・スズキなどのMLB選手も登録されている」とメジャー組の名を挙げ、警戒を記す。

 また、『Sportskeeda』はファンのツイッターも紹介しており、「日本代表は、とてもいい顔ぶれだ」と期待を寄せる声があるなか、21歳の佐々木朗希(ロッテ)に注目する意見もあり「ロウキ・ササキを見るのが待ち切れない!」「ロウキ・ササキはMVPになりそうだ」と21歳の剛腕に熱視線を送る米ファンの声を取り上げている。

 同メディアのジャレッド・ブルーム記者も佐々木を高く評価しており「ササキは平均時速100マイルの若手右腕投手。(昨シーズン4月に)完全試合を達成したことでも知られる。侍ジャパンのマウンドでは威圧的な存在になるだろう」と大きな期待を寄せている。
 
 米国にとって、日本は大きなライバル国のひとつと言える。ブルーム記者は侍ジャパンが今大会も力を発揮すると見解を見通すが、「大会が終わる頃には、すべてが変わる可能性がある」と米国をはじめ、過去にないほど多くの現役メジャーリーガーが参加する今大会は、必見の大会だと断言する。

「この大会は見逃せないものになるだろう。野球の醍醐味が味わえる。自国を代表する選手たちが、予選形式のトーナメントで戦う。選手たちは心を込め、感情を込めてプレーし、誰もプレーを休むことなく、全力で取り組む。162試合あるMLBのシーズンとは違う楽しみがある」

 はたして、5回目となるWBCを制す国はどこになるのだろうか。"野球の世界一"を懸けた大会は、3月8日にプレーボールする。

構成●THE DIGEST編集部

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