新たに吉井理人新監督を迎えたロッテが、今年も石垣島の春季キャンプで2023年シーズンをスタートさせる。今回、ロッテのことを知り尽くしているフリーアナウンサーの吉田伸男さんに、石垣島キャンプの見どころについて語ってもらった。
「実は、フジテレビ在籍時代から石垣島のキャンプ取材には行っていたんです。当時は石垣島まで行くアナウンサーはあまりいなかったですけど、僕はマリーンズファンなので(笑)。でも、キャンプ中継の実況は19年、藤原恭太がドラフト1位で入ってきた時からですね」
生粋のロッテファンである吉田さんが、キャンプ中継の実況を始めた最初の年。いきなり驚きがあったという。
「かつて見たことないくらいの報道陣がいたんです。ロッテのキャンプと言ったら、申し訳ないんですけど結構閑散としていて、報道陣も少なかったんですけど。あれには驚きました。まず藤原くんでドカーンときて、その翌年には佐々木朗希が入団。もう大変なことになってましたね」
またコロナの影響がなかった"令和の怪物"佐々木朗1年目のキャンプは、彼を追う報道陣でごった返していた。佐々木が移動すれば、カメラも記者もファンも大移動。フィーバーを十分実感できる光景だった。
「佐々木の一挙手一投足、ふとした表情から全て、何から何まで見どころでしょうね。僕も見入っちゃいましたからね、彼がその空間にいるだけで」
3月にはWBCにも出場する佐々木朗は今年も当然要チェックだが、投手陣で注目すべきは彼だけではない。吉田さんが今年のキャンプで期待している投手とは誰なのか。
「全員に頑張ってほしいんですけど、あえて挙げるならば、まずは小島(和哉)投手ですね」
5年目のシーズンを迎える26歳のサウスポーは、昨季チーム最多の24試合に先発。2年連続の規定投球回を達成し、防御率はキャリアベストの3.14だった。しかしながら、打線の援護に恵まれず、3勝11敗と大きく負け越した。
「新たにフォークをマスターしようとしているということなので、そうなったら相当やるんじゃないかと期待しています。キャンプ中、シートバッティングなどの実戦練習でフォークを試した時の打者の反応を見てみたいですね」
そしてもう一人名前を挙げたのが、7年目の種市篤暉だ。吉田さんがキャンプ実況を始めた19年に8勝を挙げてブレイクしたが、翌年に右ヒジを故障してトミー・ジョン手術に踏み切った。実戦復帰を果たしたのは昨年8月のことである。
「彼は今年のロッテの救世主的な存在になるような気がしているんですよね。(昨年11月の)フェニックス・リーグでは152キロを出して、本人も真っすぐの感触が良かったとコメントしていました。非常に期待しています」
種市は1月の自主トレで、3年ぶりに開催された鴻江スポーツアカデミーの合同自主トレに参加。自身のメカニクスを改めて確認し、キャンプインに備えている。ローテーション入りに向けてライバルは多いが、キャンプでどんなアピールを見せるのか注目だ。
「実は、フジテレビ在籍時代から石垣島のキャンプ取材には行っていたんです。当時は石垣島まで行くアナウンサーはあまりいなかったですけど、僕はマリーンズファンなので(笑)。でも、キャンプ中継の実況は19年、藤原恭太がドラフト1位で入ってきた時からですね」
生粋のロッテファンである吉田さんが、キャンプ中継の実況を始めた最初の年。いきなり驚きがあったという。
「かつて見たことないくらいの報道陣がいたんです。ロッテのキャンプと言ったら、申し訳ないんですけど結構閑散としていて、報道陣も少なかったんですけど。あれには驚きました。まず藤原くんでドカーンときて、その翌年には佐々木朗希が入団。もう大変なことになってましたね」
またコロナの影響がなかった"令和の怪物"佐々木朗1年目のキャンプは、彼を追う報道陣でごった返していた。佐々木が移動すれば、カメラも記者もファンも大移動。フィーバーを十分実感できる光景だった。
「佐々木の一挙手一投足、ふとした表情から全て、何から何まで見どころでしょうね。僕も見入っちゃいましたからね、彼がその空間にいるだけで」
3月にはWBCにも出場する佐々木朗は今年も当然要チェックだが、投手陣で注目すべきは彼だけではない。吉田さんが今年のキャンプで期待している投手とは誰なのか。
「全員に頑張ってほしいんですけど、あえて挙げるならば、まずは小島(和哉)投手ですね」
5年目のシーズンを迎える26歳のサウスポーは、昨季チーム最多の24試合に先発。2年連続の規定投球回を達成し、防御率はキャリアベストの3.14だった。しかしながら、打線の援護に恵まれず、3勝11敗と大きく負け越した。
「新たにフォークをマスターしようとしているということなので、そうなったら相当やるんじゃないかと期待しています。キャンプ中、シートバッティングなどの実戦練習でフォークを試した時の打者の反応を見てみたいですね」
そしてもう一人名前を挙げたのが、7年目の種市篤暉だ。吉田さんがキャンプ実況を始めた19年に8勝を挙げてブレイクしたが、翌年に右ヒジを故障してトミー・ジョン手術に踏み切った。実戦復帰を果たしたのは昨年8月のことである。
「彼は今年のロッテの救世主的な存在になるような気がしているんですよね。(昨年11月の)フェニックス・リーグでは152キロを出して、本人も真っすぐの感触が良かったとコメントしていました。非常に期待しています」
種市は1月の自主トレで、3年ぶりに開催された鴻江スポーツアカデミーの合同自主トレに参加。自身のメカニクスを改めて確認し、キャンプインに備えている。ローテーション入りに向けてライバルは多いが、キャンプでどんなアピールを見せるのか注目だ。
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