圧倒的な存在感を放つ“二刀流スター”に対し、現地の期待は膨らみ続けるばかりだ。

　現地時間２月10日、米スポーツサイト『Yardbarker』は、ブックメーカーの統合比較サイト『OddsChecker』が公開している数字を引用し、今季アメリカン・リーグのMVPオッズを紹介。2021年シーズン以来、２度目の受賞を狙う大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）が＋220（3.2倍）と断トツの支持を集め、１番人気となっている。

 【動画】唸り声をあげて見せつけた圧巻のパワー！ 期待膨らむ大谷翔平の打撃練習をチェック 　過去２シーズン、唯一無二の“二刀流”としてシーズンを戦い抜き、それぞれで優れた成績を残した大谷。昨季は、ア・リーグMVPこそ逃したものの、メジャー史上初の「30本塁打以上＆２桁勝利」、「投打でのダブル規定到達」を成し遂げるなど、前代未聞のパフォーマンスを披露し、またしても世界中の人々を魅了してみせた。

　今回掲載された記事内では、「23年の受賞候補として有力視されているオオタニは、ビデオゲームのような数字を叩き出す二刀流プレーヤーだ」と紹介。「打者として34本塁打、95打点、投手として15勝９敗、防御率2.33、219奪三振をマークした」と昨季のスタッツを振り返っており、今季のプレーにも期待せざるを得ないようだ。

　なお、今回＋600（７倍）の２番人気として取り上げられているのが、昨季62本塁打と打ちまくり、ア・リーグMVPに輝いたアーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）。＋1500（16倍）の３番人気には、21年シーズンに大谷と熾烈なア・リーグMVP争いを繰り広げたブラディミール・ゲレーロJr.（トロント・ブルージェイズ）が名を連ねている。

　今年も強い関心が注がれるであろう大谷。果たして今回のオッズが示すように、２シーズンぶりのMVPを手にすることはできるのだろうか。活躍が今から待ちきれない。

構成●THE DIGEST編集部
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