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侍ジャパン

「公開処刑された(笑)」村上宗隆の豪快バックスクリーン弾にダルビッシュ有も驚愕!侍ジャパン“四番”に太鼓判「雰囲気がある」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.02.21

豪快なバックスクリーン弾を放った村上(右)。圧巻のパワーにダルビッシュ(左)も驚愕した。写真:梅月智史

豪快なバックスクリーン弾を放った村上(右)。圧巻のパワーにダルビッシュ(左)も驚愕した。写真:梅月智史

 侍ジャパン四番候補の一発に、パドレスのエースが舌を巻いた。

 宮崎県で強化合宿を張っているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表が21日、今キャンプ初の投手と打者が実戦形式で対戦するライブBPを行ない、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)と村上宗隆(ヤクルト)が対戦。村上がダルビッシュの真ん中高めの球をバックスクリーンへ豪快に運び、観客の度肝を抜いた。
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 初球こそ豪快に空振りした村上だったが、カウント1-2からの4球目。ダルビッシュが投じた真ん中高めのボールを豪快にバックスクリーンへと運んだ。村上はダルビッシュとの二度目の対戦でもレフト前へ弾き返し、注目の対戦は23歳の若き主砲に軍配が上がる格好となった。

 今季初登板したダルビッシュは「久しぶりの日本で投げる機会だったので、ファンもたくさんいたので楽しくできた」と久々に踏んだ日本のマウンドを懐かしんだ。村上と対戦した場面には「もう打った瞬間にいったかなと思ったので。こんな所で公開処刑されて(笑)僕としては悲しいです」と茶目っ気たっぷりに振り返った。

 続けて「(投げたのは)ツーシーム。インコースに入れようとしたんですけど、真ん中高めに浮き上がってしまい。でも、あの球をそんな簡単にはメジャーのバッターでも打たないので。それを一発で打ったので、びっくりしました」とメジャーの一線級の打者でも、そう易々と捉えることはないというボールをバックスクリーンに弾き返したパワーに脱帽していた。
 
 ダルビッシュは侍ジャパン合流前にも村上のバッティングを「ずっと動画で見ていた」と語っていたが、実際に対戦してみると「本当に雰囲気がある。普段はすごい明るい選手なんですけど、ちゃんと集中したときは怖い」と強打者のオーラを感じたという。

 36歳の右腕は「これからいずれ、メジャーとかにも行く可能性がありますから。また、評価を変えられるような選手だと思います」と若き主砲に頼もしさを感じ、いずれメジャーの舞台で真剣勝負できる機会を心待ちにしている様子だった。

構成●THE DIGEST編集部

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