世界一を目指す侍たちに熱視線が注がれている。
いよいよ、来月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。各国が威信を懸けて戦う夢舞台において、優勝候補の一角として小さくない注目を集めているのが、栗山英樹監督が率いる日本代表だ。
3大会ぶりの優勝を目指す今回の侍ジャパンは、過去大会と比較して「史上最強」の呼び声が高い。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、鈴木誠也(シカゴ・カブス)らメジャーリーガー組に加え、NPBからも村上宗隆(ヤクルト)、佐々木朗希(ロッテ)、山本由伸(オリックス)ら精鋭たちが集結した。
投打にタレントが集った侍ジャパンの存在は、ライバル国からしても脅威である。中南米の野球情報を中心に追っているベネズエラのスポーツ専門局『Meridiano』は「大会前の段階において日本は最も強烈な存在感を放つ国だ」と指摘した。
そのうえで同メディアは、エンジェルスの同僚で、アメリカ代表の主将でもあるマイク・トラウトに大谷が言ったとされる「日本には僕よりもすごい選手がいっぱいいる」という言葉を「その通りだ」と強調。村上と佐々木をクローズアップし、「日本には凄まじい選手たちが存在している」とした。
まず、村上を「日本のジャッジ」と称した『Meridiano』は、昨季にNPB史上最年少で三冠王に輝き、日本人選手最多となる56本塁打を放った実績を紹介。そのうえで「ムラカミは内野の選手では世界最高の打者の1人と見なされる可能性が高い」と賛辞を記した。
また、"令和の怪物"こと佐々木については「オオタニをおいて、日本で史上最高になりえる可能性を秘めているのは彼のほかにいない」と、最速164キロを記録する21歳が持つ特大のポテンシャルを絶賛。WBCでの覚醒に期待を寄せた。
「MLBで活躍するスター選手で構成される相手チームの破壊力抜群の攻撃をねじ伏せることが、"レイワモンスター"の使命だ。そして、その才能を世界に知らしめるには、今大会は格好のアピールの場だ」
大谷やダルビッシュといった世界的スターのほかにも、海外から脚光が集まっている栗山ジャパン。そうした事実は、日本球界への注目度を物語ると言えよう。
構成●THE DIGEST編集部
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投打にタレントが集った侍ジャパンの存在は、ライバル国からしても脅威である。中南米の野球情報を中心に追っているベネズエラのスポーツ専門局『Meridiano』は「大会前の段階において日本は最も強烈な存在感を放つ国だ」と指摘した。
そのうえで同メディアは、エンジェルスの同僚で、アメリカ代表の主将でもあるマイク・トラウトに大谷が言ったとされる「日本には僕よりもすごい選手がいっぱいいる」という言葉を「その通りだ」と強調。村上と佐々木をクローズアップし、「日本には凄まじい選手たちが存在している」とした。
まず、村上を「日本のジャッジ」と称した『Meridiano』は、昨季にNPB史上最年少で三冠王に輝き、日本人選手最多となる56本塁打を放った実績を紹介。そのうえで「ムラカミは内野の選手では世界最高の打者の1人と見なされる可能性が高い」と賛辞を記した。
また、"令和の怪物"こと佐々木については「オオタニをおいて、日本で史上最高になりえる可能性を秘めているのは彼のほかにいない」と、最速164キロを記録する21歳が持つ特大のポテンシャルを絶賛。WBCでの覚醒に期待を寄せた。
「MLBで活躍するスター選手で構成される相手チームの破壊力抜群の攻撃をねじ伏せることが、"レイワモンスター"の使命だ。そして、その才能を世界に知らしめるには、今大会は格好のアピールの場だ」
大谷やダルビッシュといった世界的スターのほかにも、海外から脚光が集まっている栗山ジャパン。そうした事実は、日本球界への注目度を物語ると言えよう。
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